シェアハウス～changmin～3rd (ページ6)

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ポムルのハラボジ、上京するパート2 ページ6

次の日。

「さあ！ポムルのためにリンゴを仕入れて来たぞ！」

木箱に満タンのリンゴたち。

食べきれませんけど。

「なんでもすればいいじゃないか。アップルパイとか焼きリンゴとかりんご飴とかリンゴのコンポートとか！」

「…お父さん。リンゴのコンポートって何？」

「そ、そんなのっ調べろっ！ネットでっ！」

てか、なぜこんなに拘る？

怪しさ満載なんだけど。

「怪ちくないでちゅね～ポムル～！ポムルもリンゴたーくさん食べるんでちゅよ～！じゃホテルに戻る！」

え？

今日も泊まってかないの？

「……毒リンゴだ。やっぱ毒を盛ろうとしてるんだっ！」

大量の木箱に入ったリンゴを見て被害妄想が激しいチャンミン。

「でもまあ、あのオジサンの事だ。さすがにこう続くと怪しさ満載だな。」

「そうだろ？！キュヒョン！」

ギュヒョンあんたまで。

「何がそんなに怪しいの？」

「そうですよね？こんなにいろんなものくれて、いい人じゃないですか？」

「ウニョギヒョンもミノもあの人をら知らないからそんな事を言えるんだっ！」

「そうだぞ。あの方はな、チャンミンがAとつき合ってる頃から今の今まで韓牛を与えた事がないんだからな。」

「え？」
「だってお婿さんでしょ？ヒョン。」

「いや、あの方にとってのお婿は……」

皆の視線がリビングのソファーで寝そべって携帯弄ってるユノさんの方へ。

「あ？何？」

今度はチャンミン以外の人間がチャンミンの方へ。

「なんだよっ！」

「俺はリビング。」
「僕もリビング。」
「だよな。絵になるもんなあ。あんなオッサンみたいな佇まいでも。」
「どういう意味だっ？！おまえら？！」

はあ……もう…

いいようにからかわれてるのにムキになっちゃって…

「わかちゃーん、こっち来てリンゴ食べよ！剥いたから。」

キッチンでたむろってるチャンミンたちはほっといて、リビングのユノさんと合流する。

「わー、リンゴ！美味しそうだね！」

「好きなだけ食べて下さいね？お父さん、アホみたいに持って来たんで。」

「お父さんも熱心だね(笑)」

「ハハ…(苦笑)なんかありそうで怖いんですけど。それよりユノさんこそ熱心に携帯弄ってましたね？面白いゲームでも？」

「いや、ちょっと調べものをね。」

調べもの？