明日。 ページ12
僕は退院し、
誰も迎えに来なかったため
一人で家へ帰る。
「ただいま、」
そう言っても
誰かが、おかえり、なんて言うはずもなく
帰ってくんな、とか、うざい、とか、
消えろ、とか。
そういう言葉だけ返ってきた。
僕はもう慣れちゃって
当たり前のように部屋に戻ったけど、
部屋の荷物、
ベッドとか、勉強机とか
マットまで。
全部全部、なくなっていた。
いつの間にか後ろにいた
紫にぃが放った。
「あ、そうそう。」
「お前が家族じゃないって言ったらしいから」
「全部捨てといてあげたよーｗ」
「勉強机は黄くんに予備で渡したけど。」
「感謝しな、あと、もう帰ってこないでね」
は？と内心思ったが
今ここで言ってもなんの得もないと思い、
言わなかった。
僕らの愛は
こんなもんだったんだ。
引き止めてよ。
どうすればいいの、
そうだ、
遠井さんの家にでも行こうか。
インターホンが規則的な音を出して鳴る。
その後すぐに遠井さんがインターホンに出た。
「どちら様でしょうか。」
僕がそれに
「ころんだよ。」
というと、
遠井さんは嬉しそうに玄関を開けた。
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雨宮 飴利(プロフ) - むむさん» お褒めの言葉ありがとうございます！本当にモチベに繋がります！早く本編がかけるよう頑張ります！！ (11月26日 18時) (
レス) id: bd79476487 (このIDを非表示/違反報告)
むむ - 初コメ失礼します！この作品のころちゃんの書き方がすっっごく好きです…私も作品を描いていますが、ほんとに上手で憧れます… (11月26日 18時) (レス) id: bee7f787c2 (このIDを非表示/違反報告)
雨宮 飴利(プロフ) - 雨萩さくりさん» 返信遅くなって申し訳ないです。脱線を続けているだけなのに”独特な世界観”なんて、もったいないお言葉です、ありがとうございます！またやる気が出れば本編も投稿するつもりでいます！ (11月19日 21時) (レス) id: bd79476487 (このIDを非表示/違反報告)
雨萩さくり(プロフ) - イベントに参加してくださりありがとうございました！！独特な世界観で、ころんくんが本当に苦しがっているのが伝わりました……。幸せになってほしいなって思います(´；ω；`)ｳｩｩ (11月15日 8時) (レス) @page50 id: c9a476ef2d (このIDを非表示/違反報告)
雨宮 飴利@受験生(プロフ) - 紫月まろ。＠ばか同盟。相方:めんたいこ。さん» 時期的にハロウィン持ってるかなーと思っただけで推しなら被っても違う絵柄でもオールOKです！ (10月20日 7時) (レス) id: bd79476487 (このIDを非表示/違反報告)
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