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はじまりの予感 ページ20
カウンターではあの人とオーナー？がしゃべってる
何を話しているのかわからないけど
すごく仲がいい
空気感が
友達っていうより・・・なんかよくわからないけど
穏やかな感じだ
それが微笑ましくもあり
羨ましくて
あの人のあんな顔、私も見たくて
いつだってその一歩を踏み出したいと思ってる
「・・・よし」
今日こそは・・・言う
気合を入れて
普段出さないくらい声を張り上げた
「すみません！！」
「？・・・はい！」
私の声に気付いてあの人が駆け寄ってくる
ドキドキとなる心臓
「あの・・・」
「連絡先・・・教えていただけませんかっ？」
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作者名：青とんぼ
| 作成日時：2014年10月6日 21時
