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ICU
暁人「今日、印旛川の花火大会だって？」
優輔「うん」
暁人「......俺らには関係ないか」
優輔「...」
暁人「よし、いった！」
-*- -*- -*- -*- -*- -*- -*- -*-
周産期医療の論文のことで、ため息をつく緋山。
すると、
緒方「どういうことだ？」
少し離れたとこで緒方の姿を見つけた。
緒方「店はお前がやるって誰が決めたんだ」
弟子「オーナーです」
緒方「今のお前の力量で、あの店やってけるわけないだろ
あいつに電話しろ、俺が言ってやる」
手を出した緒方の手は震えていた。
弟子「...」
緒方「早くしろ」
緋山「(緒方さん..)」
弟子「緒方さん、その手で何作るんですか？」
緒方「...」
弟子「無理ですよ、そんな体じゃ。
確かに俺は、まだ店をやれるような力は付いてないです。
でも、今のあなたよりはまだ、マシな物作れます
すいません」
-*- -*- -*- -*- -*- -*- -*- -*-
Aは洗濯物を持って歩いていると三井にあった。
三井「あら、お疲れ様」
『お疲れ様です(^^) 優輔くんどうですか？』
三井「ええ。今は落ち着いてるわ。暁人くんとふたりでゲームしてる」
『ホッとしますよね、そうやってゲームしててくれると。』
三井「救命のほうはどう？フェローが大変って聞いたけど」
『ううん。まだまだですね笑』
と笑っていると…
橘「行きますか」
部長「はい、ぜひ
ぜひぜひお願いします」
橘が部長に呑みに行く約束してるのをたまたま見てしまった。
橘「…倉科。お疲れ」
『お疲れ様です。
あっ、じゃ私は戻りますね。』
三井「えぇ」
Aは気を利かせ、医局に戻った。
橘「洗濯か？」
三井「時間があるなら優輔の傍にいてやって
何のためにこっちに転院させたの！」
橘「...なぁ、ちょっと」
三井「何で避けるの？」
橘「......来なくていいって言うんだ、あいつが」
三井「えっ？」
橘「優輔は俺たちの重荷になりたくないんだ」
三井「......」
橘「自分のせいで親が仕事を中断したり、無理をして体調を崩したり、そういうのが辛いんだよ。普通にしていてほしいんだ」
三井「あの子はあなたの前では強がるの
来なくていいなんて本心のはずがない。本当は1人の時間が不安でたまらないはずよ
だって...いつ心臓が止まるかなんて分からないのよ」
橘「...そうだな...なるべく行くようにするよ」
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作者名：ﾌﾟﾘｨﾈ | 作成日時：2017年9月26日 20時
