▽ ページ47
緋山と目を合わせるとAはこういった。
白石「うぅ…私しにたくないよー。」
『落ち着いて、大丈夫よ。白石
さっき話ししたこと、私達には治せないけど、
藍沢なら治せると思う。』
Aは優しく語りかけた
白石「えっ、ほんと!?」
緋山「そうね、藍沢ならできるはず。」
白石「でも、なんで藍沢先生になら治せるの?」
『まー、いいからいいから。とりあえず、無理しないよう少しここで休んどきな。』
白石「うん…」
白石はおとなしく、ちょこんと椅子に座った。
それを見届けると、緋山とAは医局を出て、
藍沢にすれ違いに声をかけた。
『ちゃんと治してあげなよ?藍沢先生?』ニヤ
ふふっと笑ってふたりはスタッフステーションに戻っていった。
入れ違いで藍沢は白石に声をかける。
白石「藍沢先生…!!どうしよ!
私、病気なんだって!!
藍沢先生になら治せるって言われたの!!」
藍沢「とにかく話してくれないか?治すにしても具体的な症状がないと診断もできないだろ?」
白石「あ、うん。そうね。。」
すると白石は藍沢にすべてを話す。
藍沢はすべての話を聞く前にだいたいのことは理解できていた。
それも踏まえて顔を染めていたのだ。
白石「えっ、藍沢先生??どうしたの?
気分悪い!?」
とオロオロする白石。
藍沢「大丈夫だ…///
白石、それは嫉妬って言うんだ。」
白石「嫉妬??
医学書ではそんな用語見たことないけど… 」
どこまでも天然な白石はキョトンとしていた。
これには藍沢も参ってしまう。
しかし、こんなとこも白石らしい。
藍沢「頼むからお前はもう少し恋愛の本を読んでくれ…///」
白石「??」
藍沢の言葉に最後まで白石は?を浮かべていたのであった。
⑅∙˚┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈˚∙⑅
『藍沢、白石の病気治したかなー?』
緋山「あいつが治せないわけないでしょ笑 」
『しっかし、白石はほんとに面白いよね』
緋山「恋愛に疎いとこも変わってないかもw」
『変わってなさすぎだよ。疎いどころじゃないし』
緋山「それもそうだねw」
とスタッフステーションで話に花を咲かせていたふたりであった。
おわり。
368人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
草食獣(プロフ) - 続編すごく気になります (2017年12月12日 22時) (レス) id: b1facee860 (このIDを非表示/違反報告)
Asagi(プロフ) - 続編楽しみにしています。 (2017年12月12日 22時) (レス) id: 3aa4eacbc3 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます!すごく面白かったので続編楽しみにしてます! (2017年12月12日 20時) (レス) id: 05c1c60bfc (このIDを非表示/違反報告)
y(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいています!続編とても見たいです!!! (2017年12月12日 20時) (レス) id: 93605edd34 (このIDを非表示/違反報告)
machida(プロフ) - 続編読みたいです! (2017年12月12日 20時) (レス) id: def14193a2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:プリィネ | 作成日時:2017年10月22日 0時