�� ページ33
新海「あの、それで耳鼻科に連絡は？」
緋山「してます。すぐ診てくれるそうです。」
新海「よし。じゃあ、専門医にとりあえず
見せに行きますね。」
冴島「新海先生、これ。」
と冴島はガーゼで優しく包んだ補聴器を渡した。
新海「ありがとうございます。」
新海はそれを受け取ってAを耳鼻科へ連れて行った。
白石「大丈夫かなぁ…」
緋山「新海先生いるなら大丈夫でしょ。」
冴島「私達は戻りましょう。」
と3人はスタッフステーションに戻った。
すると、横峯が走ってくる
横峯「倉科先生は？？！」
緋山「さっき耳鼻科へ行ったわ。」
白石「仲原さんは？」
横峯「なんとか落ち着きました。
倉科先生のこと傷つけたのが急に
怖くなったのかパニック起こしちゃって。」
緋山「怖かったのはAでしょ。、
許せない、あの患者」
白石「緋山先生。」
と白石が緋山を叱る。
─────────────────
その頃、耳鼻科では…
医師「うーん、結構深く切れてるなぁ。
《2、3日は絶対安静だね。傷は1週間ほどで治るけど感染症になる可能性もあるから明日もう一度診察しましょう。
補聴器は、洗浄が終わったので返しますね。》」
と医師は説明する。
『わかりました。ありがとうございました』
医師「お大事に。」
耳鼻科をあとにして、新海はAの手を取って手を繋ぎ救命まで送る。
『…』
新海「痛かったな、それに怖かっただろう。
もう大丈夫だから。」
と優しくAを抱きしめると
Aはしばらく新海から離れなかった。
後日…
Aは1週間傷が治るまで安静のため、
ヘリ担当を外れて、うちの3日間は耳鼻科にも通った
ちゃんと、正式にヘリもふくめ仕事に復帰したとき
仲原さんもちゃんと謝りに来た。
難聴になったときのことを忘れることは一生ない。
あのときの怖さはもう二度と思い出したくないからこそ。
今聞こえる音を大切にしようと思ったAだった
ーENDー
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草食獣(プロフ) - 続編すごく気になります (2017年12月12日 22時) (
レス) id: b1facee860 (このIDを非表示/違反報告)
Asagi(プロフ) - 続編楽しみにしています。 (2017年12月12日 22時) (レス) id: 3aa4eacbc3 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます！すごく面白かったので続編楽しみにしてます！ (2017年12月12日 20時) (レス) id: 05c1c60bfc (このIDを非表示/違反報告)
y(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいています！続編とても見たいです！！！ (2017年12月12日 20時) (レス) id: 93605edd34 (このIDを非表示/違反報告)
machida(プロフ) - 続編読みたいです！ (2017年12月12日 20時) (レス) id: def14193a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾌﾟﾘｨﾈ | 作成日時：2017年10月22日 0時
