☆痛みと怖さ ページ30
これはつい最近運ばれてきた患者さんのことだった
電車のホームから落ちた女性が骨盤骨折で搬送された。
彼氏にフラレて、じさつしようとした
まだ14歳の少女だった。名前は仲原マキ
まだ小児のくくりであり、ヘリ担当で初診をしたのはAだったので担当はAになった
少女「あんたに何がわかんのよ！！
もう放っておいてよ！！！！」
少女はかなり荒れていて、治療も受け付けない。
『仲原さん、傷の様子見させてもらいますね。』
仲原「触んないでよ！！なんで私のこと助けたの！？
なんでしなせてくれなかったのよっ！！
もう彼にフラれたら私は生きてる意味なんてない！！」
『それでも目の前でしにそうになってる人を放っておくわけにはいかないんです。
怪我や病気で苦しんでる人を助けるのが私の仕事です。』
Aはこんなこと言われ慣れているのか、
表情1つ変えず話す
『とにかく、傷の様子は見させてもらいますから。
失礼します。』
と聴診器を当てようとしたそのときだった…
仲原「もう、いいって言ってるでしょ！！！」
と仲原さんはAの頭を掴んで髪を引っ張り、体を勢い良く両手で突き飛ばした。
ドンっ…！！！
ガタンっ…！！！！！
『い゛っ…。、、』
横峯「倉科先生っ…！！！」
近くのモニターにぶつかり、Aは少し頭をぶつけたかのように見えた。
片手で左側頭部を抑えてしゃがみこんだ
『大丈夫…、、。平気だから、、』
しかし、Aは立ち上がらなかった。
仲原「なによ、少し押したぐらいで大げさ…w」
と嘲笑っていた仲原さん。
しかし、、
そのときだった…
〔ぽたっ…ぽたっ…、、〕
横峯「倉科先生…っ、血が！！」
仲原「えっ…？」
横峯のその声で近くで他の患者を見ていた
白石や緋山はAの様子に違和感を覚えて
白石「なんかおかしいよね。」
緋山「見に行ってみよう。」
と緋山と白石はAのもとへ駆け寄った。
白石「横峯先生、ちょっとごめんね。」
横峯「あ、はい…っ、」
白石「A、大丈夫？？頭打った？？」
緋山「角にでもぶつけたの？」
しかし、白石はAが抑えてる血で真っ赤に染まった左手をそっと退けると…
白石「…！」
驚きのあまり固まった
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草食獣(プロフ) - 続編すごく気になります (2017年12月12日 22時) (
レス) id: b1facee860 (このIDを非表示/違反報告)
Asagi(プロフ) - 続編楽しみにしています。 (2017年12月12日 22時) (レス) id: 3aa4eacbc3 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます！すごく面白かったので続編楽しみにしてます！ (2017年12月12日 20時) (レス) id: 05c1c60bfc (このIDを非表示/違反報告)
y(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいています！続編とても見たいです！！！ (2017年12月12日 20時) (レス) id: 93605edd34 (このIDを非表示/違反報告)
machida(プロフ) - 続編読みたいです！ (2017年12月12日 20時) (レス) id: def14193a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾌﾟﾘｨﾈ | 作成日時：2017年10月22日 0時
