�� ページ29
『あの人…服に口紅つけてたのよ？ブランド品の、たっかい口紅！！真っ赤の！！
そんななか、酔ってふわっと帰って来てさ…女物の香水プンプンさせながら、服に貼り付けて帰ってきたの！！
もー家から追い出したかった！！
だから私、洗濯もしなかったの。
その服捨ててしまいたかったわ。』
とヒートアップして怒るAを冴島はなだめる
冴島「確かにわからなくもないけど、どうしてそういうのをつけて帰ってきたかは聞いたの？」
『聞かなくてもわかるもん！！
どーせ、女遊びでもしてたんだって！！』
冴島「A、あなたの言いたいことはわかるけど、もしかしたら違うかもしれない。
あなたは自分の愛する人が女遊びをしてるって思ってるの？
自分と付き合ってる人がそんなことしてるって思ったら悲しくならない？まだそうだって決まったわけじゃないのにそんなに決めつけてもいいのかな？」
『それは…、、』
すると、そこへ…新海がやってきた。
冴島は新海にあとを任せて、救命へ戻っていった。
新海「A！！」
その後ろへ続こうとするAを新海は呼び止める
足を止めて、『なに？』と振り向かず返事をした。
新海「ちゃんと話がしたい。」
『言い訳ならいらない』
新海「ちゃんと聞いてくれ！
俺は、浮気なんてしてない！」
とAの腕を掴み声を荒げた。
急な大声はAの耳にも悪い。
新海「すまない…、怒鳴って。」
新海は謝った。
『…ちがうの…？』
Aも新海の言葉に驚いたのか
ゆっくりと顔を上げるA
そしてすべてを新海は話したのだった。
『…私の勘違いだったんだ。』
新海「俺がちゃんと言えばよかったな。
すまなかった。」
『ううん、私こそ何も聞かずに女遊びって疑っちゃった。』
新海「口紅…たぶん、隣に座られたナースに付けられたんだな。
帰り際に酔って歩けないって言われて倒れそうなとこを支えたんだ。」
『その人送ったの？家まで』
新海「いや、酔ってるふりしてるのは途中でわかったから、わかってからはすぐにタクシーに押し込んで帰ってきたよ。」
『そう…。
その看護師なんて人？』
新海「澤田だったかな。」
『あとでシメてやる。』
新海「あぁ。俺もなるべく気をつけるよ」
こうして仲直りができたのであった。
ＥＮＤ
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草食獣(プロフ) - 続編すごく気になります (2017年12月12日 22時) (
レス) id: b1facee860 (このIDを非表示/違反報告)
Asagi(プロフ) - 続編楽しみにしています。 (2017年12月12日 22時) (レス) id: 3aa4eacbc3 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます！すごく面白かったので続編楽しみにしてます！ (2017年12月12日 20時) (レス) id: 05c1c60bfc (このIDを非表示/違反報告)
y(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいています！続編とても見たいです！！！ (2017年12月12日 20時) (レス) id: 93605edd34 (このIDを非表示/違反報告)
machida(プロフ) - 続編読みたいです！ (2017年12月12日 20時) (レス) id: def14193a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾌﾟﾘｨﾈ | 作成日時：2017年10月22日 0時
