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ココくんといたの、見られてたんだ。
でも、あの時は、ホテルにまだいなかったはずじゃ…。
いつ、どこで…？
私が黙っていると、
さらに近寄ってきて、顎を掴み、ぐっと自分に向けさせるように持ち上げた。
藤 「まさか、恋人じゃないよね？
なァ、答えろよ。
…ははっ、泣いちゃって、かわいー。」
いつの間にか怖くて涙を流し、震える私を見てそう言うと、
頬に伝った滴を舐めとるように舌を這わせてきた。
そして舌はそのまま首筋へと向かっていく。顎を掴んでいた手は、私の制服を脱がせにかかっている。
「ひっ…！
いやっ、やめてっ…、
離してください…っ！」
藤 「静かにしてよ。
ホテルのスタッフが探してるんだ。
俺も怪しまれたけど、
さっきホテルに戻ってきたことにして、
証拠もないのに部屋に入るなんてって言って
少し脅してきたんだよねー。
まぁ、せっかくなんだから、楽しもうよ？
きっと終わる頃には、Aちゃんも、
あんな奴より俺の方がいいって思うからさ！ねっ！」
この人は何を言ってるんだろう。
何で明るくそんな事を言えるの？
終わる頃には、って、何が？
…本当は全部分かっている。
今からこの人は、そういうコトをする気なんだ。
やだ、やだ…絶対にいや…！
「コ…、く…。ココ、くん…！
やだ、お願い、触らないでっ…！
ココくんっ、助けて…！」
ココくん以外の人となんて、無理、絶対嫌だ。
そう思いながら絞り出した声は、思ったよりもずっと小さくて、
さらに絶望感が増す。
その時だった。
ードガッ、バンッ
ドアの方から衝撃音。そして誰かが入ってきた。
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きりん。(プロフ) - 紫月@ｴﾀﾌｪｱさん» たしかに今回まとめて更新できて、早めにお届けできましたねー。読んでいただきありがとうございます！ (2022年11月6日 2時) (
レス) id: 34dfd6e82d (このIDを非表示/違反報告)
紫月@ｴﾀﾌｪｱ(プロフ) - もう4話終了！？速い、早すぎる((そして、好き (2022年11月5日 23時) (レス) id: 6f5f0e8f06 (このIDを非表示/違反報告)
きりん。(プロフ) - bloodyrose77さん» そんな風に言っていただけるなんて、本当に恐縮です。最後までキュンキュンをお届けできるよう、頑張りますね！ (2022年11月5日 17時) (レス) id: 34dfd6e82d (このIDを非表示/違反報告)
bloodyrose77(プロフ) - ココ落ちの夢小説の中でナンバーワンになりました！言葉に長けてらっしゃってとても、読みやすく尚且つとてもキュンキュンなるお話でした！更新楽しみにしております！ (2022年11月5日 16時) (レス) @page48 id: 1b5535e4ab (このIDを非表示/違反報告)
きりん。(プロフ) - ちいさん» なんてこと…！ありがとうございます！とっても嬉しいです。まだ誰をお相手にするかは決めていませんが、新しいお話もご期待に添えるよう、がんばりますね！ (2022年11月5日 15時) (レス) id: 34dfd6e82d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きりん。
| 作成日時：2022年10月30日 23時
