父親 ページ18
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あれから寮に戻り、ドラコの隣に腰掛ける。
ドラ「図書室にでも行っていたのか？」
「ううん。適当にうろうろしてたらハリーにたまたま会って少し話してたの。」
ドラ「ポッターと？」
不機嫌そうにそう言うドラコ。
「うん。それでね、ドラコに聞きたいことがあるの。」
今は周りにクラッブもゴイルもいない。
パンジーも、セオドールも、ブレーズも。
ちょうどいい。
聞くなら今だ。
「あのね、この前ドラコのお父さんのルシウスさん、私のお父さんについて話してたでしょ？もし良かったらなんだけど、教えて欲しいなぁ、って。」
そう言うと、ドラコは1度私の顔を見た後に、話し始めた。
ドラ「君のお父さんの話だが...、僕もあまり詳しくは知らない。ただ、闇の帝王と戦って亡くなられたらしい。学生時代はスリザリンで、スネイプ先生と仲が良かったらしい。」
「スネイプ先生と？？」
ドラ「あぁ。僕に聞くよりも先生に聞く方が色々してるんじゃないか？」
「ん〜、そうかも。聞いてみる。ありがとう、ドラコ。」
ドラ「あぁ。」
それから次の日。
私はスネイプ先生の元を訪ねた。
「スネイプ先生、いらっしゃいますか？」
扉をノックしてそう声をかければ、スネイプ先生が部屋から出てきた。
スネ「...Ms.セリシールか。我輩に何か用かね？」
「その、お聞きしたいことがあって、。」
そう言うと、スネイプ先生は私を部屋の中に入れてくれ、先を促した。
「私の父親は、どんな人でしたか...？」
私がそう聞けば、スネイプ先生は一瞬動きをとめた。
スネ「ロディ・セリシール。君とよく似た髪色によく似た瞳の色をしていた。いつもいつも眠たそうな目をしている男だった。」
スネイプ先生は私の父を思い出しているのか、少しいつもよりも柔らかい表情をしながらそう言った。
スネ「めんどくさい、眠い、と聞き飽きるほど言っていた。どの寮の生徒に対しても、誰にでも優しい男だったが、ハリーの父親、ジェームズ・ポッターにだけはそうではなかった。」
「仲、悪かったんですか...？」
私がそう聞くと、まぁ、そんなところだ、とスネイプ先生は返した。
スネ「セリシール。君が産まれたとき、ロディは我輩に1番に連絡を寄越した。我輩がロディの元を訪ねたとき、ロディは君の世話をしていた。いつもの口癖のめんどくさい、なんて言葉は一切聞かなかった。ロディは本当に幸せそうだった。」
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真昼 - 続きがとても楽しみです！！ (2023年2月18日 14時) (
レス) @page46 id: 4aa49d82fe (このIDを非表示/違反報告)
アサギ - すごく面白いです！あの、ネタバレに含まれるから教えていただけなくても構わないのですが、｢一部救済｣の中にスネイプ先生は含まれますでしょうか…？多分聞くべきじゃないと思うんですけど不安で…ｱｯ応援してます！ (2022年5月25日 0時) (レス) id: d4726cb159 (このIDを非表示/違反報告)
COCOA(プロフ) - サラさん» わぁあ！！ハリーポッター面白いんでハマっちゃうのものすごく分かります❕神作だなんて嬉しすぎます😳!!これからも更新頑張らせていただきます！！ (2022年4月18日 11時) (レス) id: f317948059 (このIDを非表示/違反報告)
サラ - 最近ハリーポッターにハマり出したんですよ！だからこの小説ほんとに神作！コレからも，時間が空いていれば更新してもらえればありがたいです！ (2022年4月1日 21時) (レス) @page23 id: f15528bb75 (このIDを非表示/違反報告)
COCOA(プロフ) - ner20210207さん» ありがとうございます！！これからもできるだけたくさん更新できるように頑張らせていただきます！ (2022年3月26日 15時) (レス) id: f317948059 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：COCOA
| 作成日時：2022年1月10日 17時
