3 ページ4
・
爆豪「なにやってんだ？」
「本読んでる。家の中いてもちょっと気まづかったから。かっちゃんは？」
爆豪「おつかい。」
「へぇ。はじめてのおつかい？泣きそうになったら後ろでしょげないでよベイベー！って歌ってあげるよ？」
爆豪「ちげぇわ！おつかいくらいしたことある！」
「なーんだ。かっちゃんはすごいね。私はした事ない。」
爆豪「そんな難しそうな本読んどいてか？」
「うん。女の子だから危ないって。」
爆豪「ならなんでこんなとこで1人でいるんだよ。」
「母さんちょっと今困ってて。だから多分私に気使ってる余裕無かったの。」
爆豪「ふーん...それ何語だ？」
かっちゃんは私の本を指さしてそう言った。
「これ？ドイツ語。」
爆豪「ドイツ語...お前、本当にお医者さんになるのか？」
「多分ね。」
爆豪「なんでだ？みんなヒーローになりたがってるのに。」
「なんか、私は医者なの。わかんないけど。生まれたときから私は医者なの。かっちゃんは生まれたときから人間でしょ。」
爆豪「当たり前だ。」
「それと一緒。私は生まれたときから医者なの。自分でもよく分かんないけど。」
そう言うと、かっちゃんは不思議そうな顔をした。
私も不思議である。
「...さて、そろそろ帰るか。荷物半分持つよ？」
爆豪「女の子に重たいもの持たせちゃいけねぇって母ちゃんが言ってた！だから俺が持つ！」
「...へぇ。」
女の子には重たいもの持たせたらダメだよって母様が言ってた！だから俺が持つ！
誰かのセリフと、かっちゃんの言葉が重なる。
...誰だろう。
まぁ、いっか。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 220人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
COCOA(プロフ) - クレイさん» えぇぇ！！そんな嬉しいことを言ってくださってありがとうございます🙇♀️!!これからも楽しんでいただけるような作品を書けるように頑張らせていただきます！ (2021年10月30日 16時) (
レス) id: f317948059 (このIDを非表示/違反報告)
クレイ(プロフ) - 続きを読むのが楽しみです(⑅•ᴗ•⑅)◜..°♡ (2021年10月24日 6時) (レス) id: a6777d967f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：COCOA
| 作成日時：2021年10月10日 22時
