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私は、捨て子だったらしい。
日本で今この時代にそんなことあるのかよ、と思うだろうが、本当の話である。
何をどう思ったのか、緑谷出久の母親はそんな私を拾ったのだった。
そして私は今、3歳。
緑谷出久と同じ幼稚園に通っている。
ダンボールに春川A、と書かれていたらしいので私の名前は春川Aだ。
きっと、おそらく。
爆豪「A！出久！ヒーローごっこしようぜ！！」
そう言って私たち二人をいつもヒーローごっこに誘ってくるこの子は爆豪勝己。
「私救けて〜っていう役がいい。」
爆豪「俺ヒーローな！」
緑谷「ぼ、僕も！！」
それからジャンケンで負けたツバサくんという子がヴィラン役をする事になる。
可哀想に、ツバサくん。
不服そうな顔をしている。
それからすべり台のてっぺんで、救けて〜なんて叫んでみる。
ちなみにだが。
このときすでに爆豪勝己の個性は発現していた。
緑谷出久はまだだけど。
だから爆豪勝己は一瞬で私の元まで個性で飛んでくるのだ。
爆豪「たすけにきてやったぞ！！」
「ありがと、ヒーロー。」
そう言って爆豪勝己ことかっちゃんに正面から抱きつくと、かっちゃんは私に爆破が当たらないように気をつけながら地面まで降りていった。
そんな彼ににかっちゃんすごい！！と駆け寄っていく出久。
緑谷「かっちゃんなら誰よりもすごいヒーローになれるよっ！！」
爆豪「はっ！あたりまえだろ！！」
緑谷「いいなぁ、僕にも早く個性出ないかなぁ...！」
爆豪「出久がどんな個性でも、俺には適わねぇっての！Aもな！！」
「私は別にヒーロー目指してないもん。」
そんな私の言葉に驚く2人。
いや、他のみんなも驚いている。
「私は...お医者さんになりたい。どんな病気でも治せる人に。」
なんでかは分からないけど。
お医者さんになりたかった。
爆豪「Aならなれんじゃねーの！！」
「えへへ、ありがとう。」
そんな、懐かしい3歳の頃の出来事。
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COCOA(プロフ) - クレイさん» えぇぇ！！そんな嬉しいことを言ってくださってありがとうございます🙇♀️!!これからも楽しんでいただけるような作品を書けるように頑張らせていただきます！ (2021年10月30日 16時) (
レス) id: f317948059 (このIDを非表示/違反報告)
クレイ(プロフ) - 続きを読むのが楽しみです(⑅•ᴗ•⑅)◜..°♡ (2021年10月24日 6時) (レス) id: a6777d967f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：COCOA
| 作成日時：2021年10月10日 22時
