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それから目覚めれば、私は寝転がっていた。
「は。」
そう言って起き上がり周りを見渡すと、大きなカニの上に乗って移動していた。
サン「Aちゅわぁ〜ん！目覚めたんだねぇ♡」
「え、あ、はい。」
チョ「A！頭大丈夫か！！？」
「...はい？？」
ゾロ「チョッパー、お前なんでそんな失礼な聞き方してんだよ...」
チョ「え？...あ！そういう意味じゃねぇぞ！？Aがあのとき頭打っちゃってて、今まで眠ってたんだ！」
「あぁ、怪我の方ですか。大丈夫ですよ。このカニさんの上まで運んでくれたんですよね。ありがとうございます。」
ウソ「おう！それならゾロだぞ！」
「ゾロさん、ありがとうございます。」
ゾロ「おう。」
ウソ「それよりナミ！Aに印のこと教えてやらねぇと！」
ナミ「そうだったわ！」
それからナミさんに左腕に仲間の印、というものをいれてもらう。
「あの、私仲間になったわけじゃないんですけど...？」
ゾロ「少なくとも、この戦いの間は仲間だろ。」
それから仲間の印を確認するときは包帯を外して印を見せる、ということも教えてもらう。
「まぁ、、確かに。」
そう言いながら包帯を腕に巻く。
なんだか、仲間というのは嬉しいものだ。
そう思い、笑顔を浮かべながら包帯の巻かれた左腕を、優しく握った。
「...ところで、ルフィさんは？」
ゾロ「あぁ、アイツなら...」
そこで聞かされた事に、私は思わず大声を上げてしまったが、みんなが大丈夫だと言うので、これ以上口には出さない事にした。
クロコダイル相手に1人かぁ、覇気使えないだろうに...
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作者名：COCOA
| 作成日時：2021年10月14日 20時
