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「...にしても、これから新世界だねぇ。」
結局普通にアイスクリームを食べながらそう話す。
ロー「どんなヤツらがいるのか...ククッ、楽しみだなァ。」
「まぁた、悪っそーな顔して。どんなヤツらねぇ。そうだ、新世界に入る前に覇気は覚えておくべきだよ。」
ロー「...覇気？」
「詳しい話は船についたときね。今は遊園地楽しまなきゃでしょ。」
ロー「...それもそうか。」
「まぁ、でもここまで長かったよねぇ。」
ロー「あぁ。あのときお前が助けてくれてなきゃおれは今ここにいなかっただろうな。」
「ふふっ。ヴォルフさんにもまた会いたいね。世界一周して会いに行かなきゃ。」
ロー「あぁ。...懐かしいな。」
「あのときはローもちっちゃかったのになぁ。今では私より大きくなっちゃった。」
ロー「あの頃はお前の方が背が高かったな。」
「あんたは成長期に成長しすぎたの。」
ロー「Aは成長期.....無かったな。」
「シバくよ？」
ロー「何センチだ？」
「161。」
ロー「191。」
「勝ったァ...みたいな顔しないでよ腹立つ。分かりきってることでしょ勝ってるのは。くっそ、あのときもっと見下しとけば良かった。」
ロー「見下すったって俺より数センチ高いだけだったけどな。」
「はぁ...こんな生意気に育ってしまって...！」
ロー「生意気なのはどっちだ。キャプテンに向かってなんてこと言うんだお前は。」
「今更じゃん。」
ロー「まぁな。」
「さて...新世界。頑張ろっか！」
ロー「あぁ。」
そうして私たちは観覧車をおり、遊園地を出た。
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作者名：COCOA
| 作成日時：2021年8月31日 16時
