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それから他のクルー達も起きてきて、この島を出ることになった。
どうやら一日でログは貯まるらしい。
ローが、コーティングのことや人攫いのことをクルーのみんなに伝えてくれたり。
私話すのめんどくさいなぁとか思ってたからラッキーだ。
そして今日も今日とてペンギンとシャチと話す。
ペン「お前、見えやすいとこにすごいもんつけて帰ってきたなぁ。」
「すごいものって、、別に、。」
シャ「Aチャンは何してきたんでしょうね〜？？」
「えぇ？ん〜、、ナイショ♡」
べっ！と舌を出して、ウインクをしながらそう言った。
ペン「くっそ、、顔がいい、！！」
シャ「ムカつくわァ、こんな奴がモテるのかと思うとまた腹立つわァ、、」
「情報収集出来てんだから私の顔の良さに感謝してよね。」
ペン「ありがとうございます！！」
「ありがとうございますA様？」
シャ「ありがとうございますA様ァァァァ！！」
2人がははーっ！と言ってペコペコしていると、ローが現れた。
ロー「お前ら、、何してんだ？」
シャ「A様にお礼を！！」
ロー「お前はまた頭おかしいことを、、はぁ、まぁいい。A、お前に用があるんだ。」
「ん。なになに。」
そう聞くと、ローはそのまま歩き出したから私もついて行った。
そして着いた先はローの部屋。
「ん？どしたの？？」
そう聞くと、ローはこちらを向いて、
ロー「お前に用があったんだが、、さっきの行動の衝撃が強すぎて忘れちまったじゃねぇか。」
「知らないわよ。」
なんだったか、、と顎に手を当てて考え出すロー。
すると、ローは私の方を突然睨んできた。
「え、なに。」
ロー「用は忘れちまったが今別件ができた。A、お前おれの船に乗ってるなら、そこら辺のやつにつけられたそんなモン見せびらかしてんじゃねぇ。」
そう言ってローは私の腰に手を回し、私を抱き寄せた。
「んー、でもここ夏島だし。さすがにマフラーとかは暑いしタートルネックの服は私持ってないし、、」
そう話している途中に、うるせぇ、とローに言葉を遮られた。
ロー「ちょっと黙ってろ。」
そしてローは私の首元に顔を近づけ、キスを落とした。
困惑していると痛みが走り、ローは私の首元から顔を離した。
ロー「用はまた思い出したら話す。」
そう言って私を部屋の外に出した。
首元の紅い華が、上書きされた。
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作者名：COCOA
| 作成日時：2021年8月31日 16時
