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それから1週間。
私たちはシャボンディ諸島で遊びまくった。
1日目はイッカクとショッピング。
2日目はシャチとペンギンと買い出しに。
3日目は船でゴロゴロと。
4日目はチャラそうな男の人引っ掛けてご飯おごって貰ったり新世界の情報を聞いたり。
5日目はローと2人でお買い物。
6日目はシャボンディパークにシャチ、ペンギン、ベポ、イッカクと遊びに行った。
そして今日は7日目。
コーティング最終日だ。
今日は何をしようか、と考えていると、私の部屋にローが来た。
ロー「A。おれはまだシャボンディパークに行けてねぇ。」
「え、そっか。昨日は買い出し係だったもんね。いいよ。一緒に行こ。」
ロー「あぁ。」
今日の予定は決まったようだ。
「ねぇ。ロー。ジェットコースター乗りたい。」
ロー「あぁ。」
そしてジェットコースターの列に並ぶ。
「ジェットコースターって怖いんだよね。でも挑戦したくなっちゃうの。」
ロー「バカなのかアホなのか…、」
「うるさーい。」
今日は遊園地は空いている日だったようで、あまり並ばずに乗ることが出来た。
ローの隣に座り、安全バーが下ろされる。
「吹っ飛んだらどうしよう。」
ロー「そのときはおれが助けてやるよ。」
「わ、すっごい安心感。」
そう話しているうちにジェットコースターは動き出し、高くまで上り始めた。
「なんで私こんなの乗ったんだろ。今すっごく後悔してる。」
ロー「もう降りれねぇよ。諦めろ。」
「今日私の命日だわ。」
ロー「こんなもんで死んだらおれは絶対に笑うぞ。」
「私の骨はそこら辺に埋めといてね。」
ロー「そこら辺でいいのかよ。」
「いいんだ...キャアアアアアアア！！！！」
ロー「そんなに大声出たのか。」
私はそう叫びながらも両手をあげる。
「イッカクの嘘つき！！両手上げた方が怖くないとか嘘つき！！！」
ロー「うるせぇな。」
「イィヤァァァァァァァァ！！！！！だめだめだめ！こわいこわいこわい！！！」
そう言って挙げている右手で何かに掴まる。
ロー「おい！なんで手を握ってくる！」
「だって怖いんだもんんんんんんん！！！！」
ローもどうやら両手をあげていたようで、私が怖くて掴んだ何かはローの左手だったらしい。
ロー「力入れすぎだバカ！！離せ！聞いてるかオイ！」
「離せとかムリ！！それ私に死ねって言ってる！？」
ロー「手を離すだけだろう！？」
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作者名：COCOA
| 作成日時：2021年8月31日 16時
