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それから数日後、ミツバさんとお話をしていた。



近藤さんや土方さん、総悟は稽古中だ。



『ミツバさん、レンアイってなに?』



私がそう聞くと、ミツバさんは驚いたような顔をした後に、優しく微笑んで、私の前に座った。



ミツバ「うーん、そうねぇ。

気づいたらその人の事を考えていたり、その人の事を目で追っていたり、その人といたらとっても楽しいの。

あ!もちろん他の人といても楽しいのよ?今Aちゃんとこうやってお話してるのも楽しいし!

でもそれとはちょっと違って、、なんだか特別に楽しいの!」



そう、多分土方さんを思い浮かべながら話すミツバさんの表情は恋する女の人だった。



総悟とミツバさんの親は早くに亡くなってしまったらしく、それ以降ミツバさんが総悟の母親代わりに育てていたそうだ。



だからどこか大人っぽくて、あまりそういう面は見たこと無かった。



でも、今は年相応の女の人のようで、こんな顔を総悟がみたら、その日は総悟はとっても機嫌が良かったりするのかな、なんて思ったりもした。



ミツバ「いつかAちゃんの旦那さんも見てみたいわね〜!」



そうニヤニヤしながら言うミツバさん。



『ふふっ、私を貰ってくれるような人が現れたらいいんですけどね、、。』



ミツバ「あら、Aちゃんはとっても素敵な女の子よ?いつか必ずあなたを愛してくれる素敵な人が現れるはずよ。」



『ミツバさんに言われるとなんだか自信もてます!』



ミツバ「そう?そう言われると私も嬉しいわ!…あら?Aちゃん、前髪伸びてきたくない?」



そう言われ、私は自分の前髪を触る。



そういえば、きってないなぁ。



今まではヅラに切ってもらってたんだよなぁ。



晋助と銀時にも切ってもらったこともあるけど、ヅラが1番上手だった。



松陽先生がいるときは松陽先生に切ってもらってたけど。



『…確かに。じゃあ、、切ってもらってもいいですか??』



ミツバ「えぇ!もちろん!」



そうしてミツバさんに髪を切ってもらうことになった。

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- 早く続きが見たいです!ゆっくりでもいいので更新待ってます! (2022年12月14日 18時) (レス) @page38 id: 2bc0f45ebb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:COCOA | 作成日時:2020年6月10日 22時

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