104期訓練兵のお姉さん (ページ30)

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ペト「！、あなたがA・ルーミス...！！」

本部から荷物を持って外に出たとき。

突如そう声をかけられた。

...あのときの超絶可愛い人だ。

ペト「団長から話は聞きました。私はペトラ・ラル。リヴァイ班の班員です。これからよろしくお願いします！」

笑顔でそう言ってくれたペトラさんにキュン、となりながらよろしくお願いします、と言った。

ペトラさんは私を旧本部に案内するために来てくれたらしい。

ペト「エレンから話は聞いてたんです。訓練兵のみんなに姉さんって呼ばれて慕われてる人が居た、って。エレンから年齢を聞いたときにはびっくりしました！あのとき少しだけ一緒に戦ったけれど、とっても綺麗で若く見えちゃったから、。」

「ペトラさんもめちゃくちゃ可愛いですよ！もうキュンキュンしてます。」

年上の後輩、年下の先輩、という微妙なこの感じ。

距離感に悩む。

...なんて思っていたのも数十分前の話で。

私はペトラちゃんととてつもなく気が合った。

敬語は2人ともなしにしよう！となり、呼び方もAとペトラちゃんになった。

そんなうちに旧本部へと到着する。

エレ「ペトラさん！お疲れ様です！...って、A姉さん！？」

案内されるまま歩いていくと、エレンに遭遇。

ペトラちゃんに敬礼をしながらそう言ったエレンは、隣にいる私の姿に驚いた。

エル「お、あの時ぶりだな！A・ルーミスだったか？」

「はい！」

ここにいる人達はエルドさん、グンタさん、オルオさん、と言うらしい。

ペト「あ、兵長どこにいるか知ってる？」

グン「兵長ならさっき...、」

リヴ「呼んだか？」

突然後ろから声が聞こえ、ビクゥ！！と体を震わす。

みんなでリヴァイ兵長に敬礼をした後、兵長とお話する。

リヴ「A、お前の部屋はペトラの隣だ。掃除は済ませてある。荷物だけ整理してこい。」

「え、1部屋も使っちゃって良いんですか。」

リヴ「ここには嫌というほど部屋が余ってんだ。それなのに2人で1部屋なんてのもおかしな話だろう。」

ペト「寂しくなったらいつでも私の部屋来ていいからね！」

「！、うんっ！」

きゅんです、ペトラちゃん。