個性：剛翼の彼女は海賊になる 5 (ページ39)

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水中で戦っているゾロさんに加勢すら出来ないことを悔やんでいると水中からゾロさんが顔を出す。

「ゾロさん！！行きましょう！！」

この城から出るというネプチューン王を頼り、ゾロさん、ウソップさん、ブルックさんと一緒にネプチューン王の髭の部分に掴まる。

ネプチューン王が水中に潜り、水を掴んで投げて水の流れを作る。

その流れで兵士たちは逃げれたけれどネプチューン王はぎっくり腰で動けないと言う。

メガロというクジラのおかげで逃げれそうだったけれどホーディに捕まり、頼りのゾロさんも酸素が足りなくて動けなくなる。

結局私達は捕まってしまい、小さな檻の中に入れられた。

少し経つと檻が動き、高いとこにぶら下げられる。

かと思いきや水が流し込まれてきてウソップさんとブルックさんは大慌て。

ウソップさんがゾロさんになんとかしてくれと言うと、じゃあこの錠外せ、と返すゾロさん。

ウソップさんは念力で外そうとするけれど使える訳もなく、何とかすることは出来なかった。

捕まる前、ブルックさんが死体と間違われ、そのまま死体のフリをしておけば私達を助けにこられたのだけれど話しかけてしまった挙句殴り飛ばされて気絶してしまったものだからルフィさん達の助けを待つ他なかった。

「.....狭い。」

ゾロ「文句言ってんじゃねェよ。誰の羽が場所とってると思ってんだ...」

「これはもうしょうがないですよ。身体の一部なんですから。身長高いのと同じです。」

ゾロ「その羽根飛ばしておれの刀持ってこれねぇのか。」

「動いてる対象を探すのなら可能かもしれませんけどさすがに刀の場所までは分からないですよ。振動とかで場所を割り出してるんですから。目を飛ばしてるわけじゃありませんし。」

ブル「仕方ありません...あれを披露するしかなさそうですね、。」

「......あれ、？」

ブルックさんは口から魂のようなものをだし、それでは行ってまいりまーす、といこうとしたところを止める。

「な、なんですか、それ、」

なんだか怖いものが出てきて思わず隣にいるゾロさんにくっついてしまう。

どうやらこの2年でヨミヨミの実の力で魂だけ抜け出られるようになったらしい。

経緯を話してくれたけれど私にはちょっと魂分離化インパクトが強すぎてあまり話が頭に入ってこなかった。