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もやもや ページ18
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名古屋に着いて
ちょうど行きたいお店がりょうくんと同じ建物にあったから
一緒に見に行く。
りょうくんはおしゃれだから
一緒に行くと選んでくれるから嬉しい。
お店までの道でとしみつの話題になっていた。
り「最近Aととしみつめっちゃ仲良くない？」
『そう？』
り「帰りも一緒じゃん」
『帰りは暗くて危ないからって
送ってくれてるだけだよ』
り「なら俺が送るし」
『りょうくん家逆方面じゃん』
り「としみつもそうじゃん」
『…そうだけど』
り「付き合ったりすんの」
『そんなんじゃないよ』
り「じゃあなんで？
むしろとしみつの方が俺より遠いし」
『りょうくんなんか怒ってる？』
り「そう見える？」
『少し』
りょうくんは困ったように頭を掻いた。
今日のりょうくんは、少し変だ。
り「ごめん、なんでもない。
忘れて」
そんな事言われても忘れられるはずもなく
もやもやとした感じだけが胸に残った。
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作者名：つんつん | 作成日時：2017年12月12日 9時
