あなたは誰ですか？？［２］【安室透】【降谷零】

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ポアロに入る前に俺は風見に指示をだす

降谷『いいか、何を見ても驚くなよ？それと、俺は“安室透”になるから話し合わせろよ？』


風見「わかりました」


それを聞き俺はポアロに入ったのだが、唯さんも風見もお互い顔をあわせると驚いた顔をしている


(風見のやつ…驚くなって言ったのに…あとで説教か…？笑
それにしても唯さんやっぱり風見のこと知ってるのか？)


そう思い彼女を問い詰めようと質問をする


すると彼女の答えは俺の予想の斜め上をいくものだった


(風見がタイプってどういうことだ！？！？)


その後も彼女は風見のメガネやスーツがかっこいいだの言っていた


風見を思いっきり睨むと怯えたような顔をしていた


挙げ句の果てには彼女は風見を名前呼びしてさらにメアドを聞き出そうとしていた



(…唯さんが言いよる姿がAに見えて仕方がない

それに唯さんは一応俺の恋人だよな？？

…風見は部下だか彼女があんなに近づくのは許せないな…)


そう思って思わず彼女を抱きしめてしまう


彼女が“透”という名前を覚えてないのには少し腹がたったが時間も押していたので風見を名前で呼ばないよう釘を刺してその話は終えた


泥棒の話を終えた後、彼女に新作ケーキが食べたいと伝えると何故か売り切れたととぼけた彼女だったが結局出してくれた


ケーキを食べて思わず笑ってしまった


(このタルト…Aが作ったものと全く同じじゃないか！
しかもこのレシピは彼女オリジナルだと言っていたはず！！
やはり唯さんは…)


そう思い唯さんに色々質問しようと思ったが彼女は無理やり話を変え、風見に話を振った


風見は困ったようにこちらを見ていた


(…これ以上はいまは無理か…)


そう思い俺は風見とポアロを出た

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