【歌い手】難事件解決探偵団 Ⅳ (ページ3)

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うらたぬき視点
なんであの部屋開いてたんだろ？
俺本棚戻すの忘れてたか？

うらた「誰も見てないといいけど…」

誰だって書斎は入る場所だ
誰もあの部屋を見てないといいけど

でも…鍵の付いたファイルどこに行っちゃったんだろう…

ころん視点
本の内容を読むため僕の部屋に集まりさとみくんも帰ってきたため6人でその本を覗きこむ

莉犬「あ、開けるよ？」

そう言って莉犬くんがカギを差し込むとファイルのロックは外された

表紙をめくると

るぅと「殺人事件の新聞記事？」

ころん「新聞だけじゃないネット記事も…てかこれ全部殺人事件の記録？」

ペラペラとめくると

さとみ「あれ…この名前…」

さとみくんが1つの紙を指した
それはネット記事を印刷したものだった

ジェル「えぇっと…森の館……浦田…ってこれここの住所やん！？」

莉犬「ここで人が殺されてたって…事故物件じゃん…」

ななもり「何よりもこの亡くなった方五人…名前からしてうらたさんの家族だよね…」

その時

ﾄﾝﾄﾝ

ノックの音が響いた

急いでファイルを隠して

ころん「は、はい！！」

うらた「きゅうにごめん。あれ六人で何してたんだ？」

ころん「えっと…」

るぅと「最近できたカフェのケーキがおいしいって評判だから今度行きませんかって六人で予定を立てていたところです！ねっ？」

ななもり「そうなんですよ！」

うらた「そ、そっか、ちょっところんに聞きたいことがあって、急いできてほしいんだ！」

そう言って浦田さんは僕の腕をつかんだせいで後ろに隠し持っていたファイルを落としてしまった

バサッ

うらた「えっ…」

すとぷり「あ…」

や、ヤバイ

ころん「こ、これは…えぇと…その…」

うらた「……それどこで見つけたんだ？」