【歌/い/手】吹奏楽部、放送部、コンピュータ専門あるある【短編集】 (ページ4)

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【放送部】発声練習の続きページ4

しるばーな視点
うらた「はい！発声練習ここまで！次各自原稿読みの練習」

そう部長のうらたさんの指示が聞こえるとみんな自分が作った原稿を持って部室内を歩いたり壁の方に行ったり各自で練習する

僕は座ったまんま読んでいると

スタン「しるちゃん？早いよ？大会の規定のタイムは1分半±10秒だよ？」

しる「す、すみません！」

どうしても早く読んでしまう
でも、大会本番は緊張でもっと早く読んでしまうから練習だけでも1分半使わないと

スタン「……ゆっくり読む方法教えようか？」

しる「いいの？」

スタン「うん！」

スタンちゃんは笑顔でそう言ってくれた

スタン「まず！粉雪を歌おう！」

しる「へ？」

粉雪？
情けない声が出てしまった

スタン「発声練習みたいなものだよ！こなぁぁぁぁぁぁぁゆきぃぃぃぃぃ!!」

こ、これで本当にゆっくり読めるようになるの？

しる「こなぁぁぁぁぁゆきぃぃぃぃぃ」

めっちゃくっちゃ恥ずかしいんだけど!!

放送部あるある
原稿をゆっくり読むために粉雪のサビを歌い出す

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ちなみにこれは先輩が教えてくださったけれど私は粉雪よりもサ終したゲームオンエア！の橋倉杏のモノマネをしてから読んでました