【歌/い/手】小さな小学校で過ごす日々 (ページ27)

今日:17 hit、昨日:13 hit、合計:8,728 hit

24話ページ27

まふまふ視点
まふ「ジェットコースター乗りましょうよ〜」

そらる「ぜーったいに嫌だ！」

着いてからこの言い合いばっかり

うらた「よく続くなぁ……どっちかが折れるまで続くのかこれ？」

僕だって引く気は無い！ジェットコースターこそが遊園地の楽しみだ！

そらる「あのな！無理やり高所恐怖症のやつにジェットコースターおすすめする馬鹿がいるか!!」

まふ「こうしょきょうふしょう〜？」

そらる「なんだその言葉？みたいな言い方するな！文字の通りだ！高いところが怖いんだ！」

そらるさんつまんないなぁ

まふ「はぁ〜……さかたん乗ろう？」

坂田「おっけー！うらさん行ってくるな〜」

結局坂田と行くことに

うらたぬき視点
坂田の荷物を預かりそらるさんの横に座った

うらた「楽しくないんじゃない？」

そらる「ううん…楽しいよ…お土産見たりするのだけで俺結構楽しめてる」

うらた「本当にいい先生だよなそっちの担任」

そらる「えっ？」

都会から来た先生と聞いた時はどうせこんな田舎の小学校古いとか汚いとかバカにされるかと思ったが、こうやって修学旅行を提案したりと子供たちの立場に立って考えてくれる

そらる「今までで一番いい先生だね」

うらた「うん」

今までも数名先生は来たけれど村の不便さ故に1年でどっかに行ってしまう
けれど今の先生は村を楽しんでいる
不慣れなことも頑張って慣れようとしている

だから出ていって欲しくは無い