2話 ページ3
貴方視点
入学式とかもしないらしいから今日はクラスみんなの自己紹介かな?
貴方「おはようございまーす!」
そういって教室に入ると
坂田「先生きた!」
センラ「坂田急におっきい声出したらびっくりするやろ」
貴方「えっと…今日からあなた達の担任になります!AAですよろしくお願いします!それじゃ窓際の子から順番に自己紹介」
多分これは出席番号順に並んでるな
そあら「あ、雨井宇宙です、1年生です!そあらって呼んで!」
あーるん「次俺だな!そあらの友達の安藤琉唯!2年生!あーるんって呼んでくれ!得意科目は算数」
そらる「一ノ瀬彼方、そらるって呼ばれてる、6年このクラスでは一番年上よろしく」
センラ「俺は、折原千羅です、センラって呼んでな〜4年生やで!」
坂田「俺は坂田優!!坂田とかさかたんって呼ばれてる!先生よろしくな!」
しる「白花琉亜でーす!しるばーなって呼んでね!3年生!得意科目は音楽!」
まる「御厨円です、まるぐりって呼ばれてます!3年生です、よろしくお願いします」
個性強いなぁ
貴方「よろしくお願いします」
しる「せんせ〜!!僕先生に質問したい!」
貴方「な、何?」
しる「先生は都会から来たの?」
貴方「そうだよ?都会から来たよ」
そあら「あーるん都会って何?」
1年生のそあらくんには都会が分からないのか
あーるん「えぇと都会っていうのは山を越えた先にある大きい建物がいっぱいあって、人がいっぱいいるところかな?」
そう言いながら「あってる?」みたいな感じで私を見てくるあーるんくん
貴方「あーるんくんのいう通り人がいっぱいいてガヤガヤしてるかな?ここは静かでしょ?都会だと夜でも昼でも車がビュンビュン通っていてパトカーや救急車の音も聞こえるよ」
坂田「俺都会にあこがれるなぁ…大きくなったら都会で働きたい!!」
やっぱりあこがれるんだな…
そらる「そうか?」
貴方「そらるくんはそう思わないの?」
そらる「俺は静かな方が好きだから大人になってもここで過ごしたいけど?」
しる「そうだ!今日の夜先生に素敵な場所教えてあげようよ!隣のクラスの子も誘って!」
貴方「素敵な場所?」
センラ「この村の人なら誰だって知ってる場所やな!」
しる「そう!絶対先生も気に入るから!夜8時学校前集合ね!」
しるばーなくんはそういっていた
今日は午前だけの授業で終わってまた8時に学校に来るということになった
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