18話 ページ20
貴方視点
私は仕事を終わらせ家に向かっていた
貴方「はぁ……虫とかうるさいなぁ」
その時
ぽち「あ!せんせーい!」
ぽちいぬくんとひのまくんが見えた
貴方「ぽちいぬくん?ひのまくん?何してたの?」
ぽち「ひのまんが虫に慣れたいって言うから手伝ってた!でも嫌がるんだよカエル触るの」
ひのま「勇気出したけどやっぱり難しい!」
私も苦手というか無理だ
ぽち「……?先生も都会から来たけどなれたの?カエル触れるの?」
そう言ってぽちいぬくんは重ねていた両手をはなすと
ゲコッ
貴方「ひ、ひいぃ!?や、やだ!あっち行って!」
私は思わずぽちいぬくんの手にいたカエルを振り払ってしまった
ぽち「わぁ〜都会の人の反応……面白い!」
ぽちいぬくんは私とひのまくんの反応を面白がっていた
田舎のみんなじゃ普通だけれど私たちとってこれは普通じゃないから
ひのま視点
あの後ぽちくんとも分かれ家に向かっていると
おばさん「あらおかえり〜」
ひのま「えっ!?……あっ………あははぁ……」
誰誰誰!?
えっ?マジで誰?何!?
田舎の人フレンドリーすぎない!?
おばさん「これ畑で取れた野菜、良かったら持って帰りなさい」
ひのま「あ、ありがとうございます……」
怖っ!?
なにこれ日常茶飯事!?
俺はそこでぽかんとしてると
センラ「どうしたん?そんなびっくりした顔して」
クラスが一緒のセンラさんが喋ってきた
ひのま「知らないおばさんが野菜を」
センラ「近所のおばさんやろ?良くくれるで!新鮮な採れたてお野菜美味しいで!てか、ひのまくんの家この辺なんや!めっちゃご近所さんや!」
何!?なんか貰えるのって田舎の普通なの?
ひのま「田舎って不思議…」
28人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ