事件132 ページ47
志麻視点
なんか怪しかったなぁ…
でもあんまり聞かない方がいいよな
1階に行くと
志麻「あれ？何してんの？」
坂田「ん？今からセンラと博物館行ってくる〜」
志麻「仕事？」
センラ「いや、今回シンプルに見物に行くだけ」
坂田「だってだって！すっごい価値の高いオレンジダイヤモンドの展示やで！見る価値ありありやろ！」
センラ「て、わけだから行ってきます」
2人はウキウキしながら向かって行った
センラ視点
坂田と博物館にオレンジダイヤモンドの展示を見に行くことに
価値の高い宝石なんて滅多に見れないものだ
坂田もワクワクしてる
センラ「さかたんそんな楽しみなん？」
坂田「うん！キラキラしてんねんやろ？そんなんみたいやん！センラは興味無いん？」
センラ「キラキラはすきやで、初めて見た時は衝撃的やった、世界にはこんな輝くものがあるんやなって」
キラキラしたものは確かに誰もがすきになるやろな、でもそのキラキラが何よりも好きな人は幼少期すごく酷い家庭で育ち、世界に色がなかった人やろな
色づいた瞬間今まで見ていた世界とは違うし、何よりも輝くキラキラとした物は衝撃やろな
坂田「ん？なんか博物館まえ騒がしくない？」
警備員たちが慌ただしく動いていた
センラ「何かあったのかな？」
俺たちは走って近づいた
坂田「すみません？何かあったんですか？」
警備員「実は怪盗から予告状があって！部外者は立ち入り禁止だよ！」
怪盗！？
センラ「俺たちは森の探偵団です！」
坂田「怪盗を追っているものです！」
警備員「た、探偵団ですか！？な、中で館長がおられますのでどうぞ」
俺たちは中に入った
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