事件129 ページ44
センラ視点
病院の出口に向かっていると
花恋「あ、あれ？こ、幸くん？」
ころん「きみはパーティで会った花恋ちゃん！？」
綺麗な女の子とあった
女の子？
ころん「ひ、久しぶりだね」
花恋「本当！偶然だね〜」
そう言ってその子はころんくんに近づこうとしたが
俺はころんくんの前にサッと出た
ころん/莉犬「センラさん？」
花恋「あ、あのぉ？どちら様でしょうか？」
俺はこの顔知ってる!!
センラ「花恋ちゃんって言ったけ？ちょっと質問に答えてもらえるかな？」
花恋「えっ？なんですか？」
センラ「きみ、男やろ？」
花恋「！？」
ころん/莉犬「えっ！？」
3人とも驚いた
花恋「な、何言ってるんですか？」
センラ「君の体を見たら分かる、たしかに男か女が言われたら分かりにくいから出してると思うけど、やっぱり1つ決定的に違うところは胸の膨らみ！女の人は小さくても若干膨らんで見える！まぁ素人やったらわからんやろうけど…」
俺は殺人を犯していた時にたくさんの人の体を見てきたし構造とか見た目とか分かるんや！
さぁ白状しろ!!
花恋「ﾁｯ……バレたらしょうがねぇよなぁ」
急に低い声になった
花恋「そうだけど？男だけど？……犯罪集団のスタンガン…それで分かるよね？探偵さん？」
ころん「は、犯罪集団ってことは!!」
莉犬「あの時の真冬ちゃんも執事さんも！」
スタン「全員犯罪集団の仲間だよ？あはは！こんなちょっとした女装で騙せるんだ〜！ていうか、そこの犬飼莉央も女装してたでしょ〜？バレバレだよ？」
センラ「何しに来たん！」
俺が怒った声でそう言うと
スタン「怒らないでくださいよ…別になにかするつもりないし、ただluzくんの状態は大丈夫かなと……まぁ助かったみたいですけど…」
莉犬「まさか！そっちの仲間が刺したの！？」
そう言うと急に目つきが変わって
スタン「あたり前だろ？……裏切り者には罰を……裏切られたあの子の気持ちお前らに分かるの？」
そう言って去っていった
センラ「裏切られたあの子……」
恐らく"nqrse"って人のことやろな
そのあと一言もしゃべらず俺らはアジトに戻った
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