【歌い手】難事件解決探偵団 Ⅲ (ページ25)

今日:2 hit、昨日:33 hit、合計:11,077 hit

事件113 ページ25

坂田視点
俺は落ち込んで帰ってきた

坂田「ただいま」

Sou「おかえりなさい坂田さん！あれ？センラさんは？」

坂田「センラは……」

うらた「逃げたのか？」

俺は頷いた

Sou「えっ？どういうことですか？」

うらた「晩御飯中に全員に話すから……」

信じたくない
今でも、信じるのは嫌だ

うらた「坂田、食欲がないなら寝てもいいぞ」

坂田「う、うん、俺寝るわ」

今は何も考えたくない

うらたぬき視点
晩御飯ができて、坂田以外はみんな集まった

うらた「晩御飯中だがみんなに話がある」

莉犬「……あれ？坂田さんとセンラさんがいない？」

莉犬くんが1番に気づいた

うらた「坂田は体調が悪くて今は部屋で寝ているそしてセンラの件だ…」

まーしぃとななもりくんは俯いた

うらた「センラは……昔有名だった

殺人鬼、黒神星羅だ

」

その瞬間まーしぃとななもりくん以外のみんなの動きが止まった

ジェル「殺人鬼？」

ころん「黒神星羅？」

Souくんはスマホで調べたのか
驚いた顔をしていた

Sou「殺した人数は10人以上……しかも数年前のことですよこれ」

うらた「センラは探偵団に来る前は殺人鬼だったということだ」

Sou「ってことは………僕は殺人鬼に助けられたってこと……」

うらた「そうなるな…」

みんな黙ってしまって空気が重い

そりゃ頼れるやつだったからな

luz「……センラくんは戻ってこないのかな」

Eve「今戻ってこられても歓迎できる気はしませんけどね」

その時

Sou「ご馳走様でした……僕もう寝ます」

Eve「そ、Souくん」

Sou「1人にさせて」

そう言って2階の部屋に行ってしまった

みんなご飯を食べ終わっても黙っていた

どうしたらいいか分からないもんな