事件112 ページ24
坂田視点
センラ「っ！？」
うらさんが言ってた通りセンラは殺人鬼やったって事？
まふ「知らないと思いました？ご丁寧に資料に顔が載っていましたからね？髪をどれどけ染めようと顔は変わりませんからね」
認めたくない！
坂田「な、何言ってんの？センラが殺人鬼？あ、あはは、そんなアホみたいなことほんまなわけ……」
センラ「本当のことやで」
坂田「えっ…」
嘘やろ…………？
センラ「黒神星羅って名前も殺人鬼なのも、昔たくさんの人を殺したのも全部全部本当のこと」
そんな…
センラ「折原千羅なんて偽名も昔殺した人の名前を組みあわせたものや、俺は絶対に許されないことをした犯罪者、殺人鬼や」
坂田「そんなっ」
nqrse「あっははは！その顔いいじゃん！絶望の顔信じてた人が犯罪者だったって顔〜!!あははは」
俺は絶望して力がなくてなって地面にぺたりと座り込んでしまった
センラ「勘違いせんといてや！お前らとつるむつもりはないから」
まふ「はい！どうぞご自由に」
nqrse「いいの？ほっといて」
まふ「別に勧誘するつもりはなかったし……で？探偵さんいつまでそこに座り込んでんの？」
俺は怒りが込み上げてきた
坂田「………お前が言わんかったらセンラは」
nqrse「言わなかったら犯罪者が探偵団にいたんだよ？いつかバレたらやばくない？」
坂田「…………」
言い返せない…悔しい…
まふ「犯罪者がいたことは黙っといてあげますから安心してください！」
nqrse「じゃーねー！探偵さん！」
2人が去った後俺は立ち上がって
坂田「ま、まずは連絡や…」
猛ダッシュで探偵団のアジトに帰った
センラ視点
どこに行けばいいかなんてわからん
ただただ道を歩いていた
センラ「………っ……」
このもやもやを無くすために誰かを殺すか？
いやそんなことしたらもっと罪が重くなる
なんで俺は探偵団に入ったんや？
捕まらないため？
わからん
ただバレたら終わりや
志麻くんや坂田、ななもりさんが昨日から不振な行動すると思ったらうらたんがちょっと気づいてたんか
今頃坂田が連絡してるやろな
俺はどうすればいいんや
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