第2泊【テニス…じゃなくて？】 3 ページ7
目線無し
幸村「ふふっ、マネージャーさんの言う通り、電話から掛かって来たのは竜崎さんだったよ。」
幸村がそう言った時、少しの沈黙が起こる。しかし、手塚はしばらくすると、その沈黙を破った。
手塚「幸村、竜崎先生から一体なんの連絡が来たんだ？」
手塚の言葉と同時に首を縦に降り続ける青学テニス部。Aも例外でもなく、ジッと幸村を見つめる。
すると幸村は、ゆっくりテニスラケットを手に持った。幸村以外のレギュラーも手にラケットを持つ。
意味の分からない青学テニス部は、ただ某然とするだけ。そして幸村はただたんと、淡々と言葉を言い放った。その言葉と同時に、風が吹きあられる。
幸村「劇の後………………………………………………、君達と俺たちはテニスで試合をしなくてはならないんだ。」
「ハァァァァア！？！？」そんな叫びが当たり一面響かせる。周りの人達は驚いてザワつき始めた。
Aは、やっぱりテニスだよね。と1人だけ微笑んだのだった。椛を一枚髪に乗せながら。
####
桃城「あー！観光なんてだるい事出来ますかってんだ！！テニスしてぇよ〜…。」
桃城は、先程の試合申し込みに焦り始め、テニスをしたいとボヤいている。しかもそれ+劇もしなければいけないなんて…。
青学テニス部は、流石に何でも起こりすぎて居るこの現状に困っていた。
乾「まさか、神奈川に旅行という裏にこんな事があるなんてな。俺のデータでは把握しきれずにいた。」
クソッと心の中で悔しがる乾。いや、此処まで把握出来るのは誰も居ないだろう。
貴方「あの〜、劇もやるって言ってましたよね？何やるんですか？」
そう聞くAに戸惑う青学テニス部。そりゃあそう。テニスの試合だけで頭が一杯になり何も考えてなどいなかった。
すると面倒臭そうにしていた越前が口を開いた。
越前「適当に童話とかでいいんじゃないんすか？ねぇA？」
急に話を持ち掛けられたAは、えーっ！？と焦る。しかし焦りながらも考える。
貴方「適当には駄目だと思うけど童話は良いと思う！どんな童話をします？」
そうAが微笑みかけると、菊丸はピーンと思いついた様に手を叩く。
菊丸「そうだ！【不思議の国のアリス】は！？簡単そうじゃない？」
その菊丸の案に、Aは「良いですね！その童話好きです！」と賛同した。
しかし手塚・大石・不二は、アリス役は良いとしてお姉さん役をどうすると頭を悩ませた。
続く
第3泊【劇は舐めちゃいかんのです】 1→←第2泊【テニス…じゃなくて？】 2
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刹那 - 可愛いぃぃぃ〜♪ (2018年5月3日 23時) (
レス) id: 669a2abbdb (このIDを非表示/違反報告)
リー - 続きお願いいたします。 (2017年7月16日 12時) (レス) id: d528214b0c (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - テツナさん» コメントありがとうございます！はい、これからも頑張らせてもらいますので宜しくです！ 幸村「テツナさん、コメントありがとう(^ ^)アリスめっちゃ喜んでたよ（笑）これからも宜しくね！」 (2016年5月29日 11時) (レス) id: 676688d4f0 (このIDを非表示/違反報告)
テツナ - おもしろいからこれからも頑張ってーーー (2016年5月28日 18時) (レス) id: 4565e2e66f (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - かえるさん» ありがとう！(*^^*)これからも面白くかける様に頑張る！応援ありがとう！ (2016年5月15日 10時) (レス) id: 676688d4f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アリス | 作成日時：2016年4月23日 14時
