リサーチフェローになってみた (ページ5)

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コンコン

『すいませーん！イッシュから来たAですけどー！すいませーん』

扉を叩き大声で呼んでも誰も出てこない
何故だ？？

『やっと着いたと思ったのに誰も出ないとか……運が良いのか悪いのか…』

バ「バチュ？」

『聞こえなかったのかもね。もう一回チャレンジ！』

もう一度扉を叩こうと思ったら、ガチャリと扉が開きピンク色の女の子と見たことのないポケモンが出てきた

？「はーい。……誰？」

？「ワパ！ワパ！」

『あっ。えっと…イッシュ地方から来たAです。
その、サクラギ博士は御在宅で？』

コ「あー、父さんのね。多分研究所に居ると思うから
案内するね。私、コハル。この子はワンパチ」

ワ「ワパ！」

『私はA！この子はバチュル』

バ「バチュ！」

『あっ、バチュル！？』

バチュルはワンパチを見た瞬間お尻の方にくっ付いた
あわわ…なんて事

『ご、ごめん！ちょバチュル！？』

コ「な、なんか2匹とも楽しそうだし大丈夫だと思う…じゃ、父さんの所に案内するね」

コハルに連れられ私は中に入る
入った途端大きな声が響いた

？「はぁぁ？？？」

？「凄いよ！サトシ君！！」

『はわ……』

コ「此処が研究所だよ。父さん！父さんにお客さんだよ～」

？「ん？おぉ！！君はA君かな！？」

『え。あ、はい』

サクラギ博士らしき人が大声で言ったので、他の人たちが一斉に此方を向く

？「誰だ？」

サク「紹介するよ、僕の友人の助手のA君だ！
今日から此処で暮らすことになるんだ」

コ「え、そうなの？」

『まぁ…うん』

リリー博士が無理やり決めた事だけど…

サ「俺サトシ！こっちが相棒のピカチュウ！よろしくな！」

『え？あ、うん』

いきなり帽子の被った男の子が話しかけてきた
ほんといきなりすぎてびっくりした……

サク「あぁ、サトシ君。そしてゴウ、君達の行動力に心から感謝する。おかげで未知なるルギアの秘密が知ることが出来たよ！
そこでお願いがある。我研究所のリサーチフェローになってくれないか？A君も、リリーから頼まれてるんだ、ポケモンの事をもっと学ばせてあげてとね」

『は、はぁ…』

サ「リサーチフェロー？」

ゴ「特別研究員の事だよ」

サク「私たちと一緒にポケモンの知識を深めていこう！」

ゴ「その言葉を待っていた。それこそ俺が手にする新たな未来っしょ！」

サ「サクラギ所長俺やりまーす」

『私も、やるしかないので』

サク「おぉ！それはよかった！」