赤井家長女はあいつらの同期【名探偵コナン】

3 ページ3

．




あれから数ヶ月、国籍を取ったり、国家公務員試験を受けたり、警察学校の試験を受けたり……


色々と忙しかった。




そして今日は警察学校の入校日

警察学校は全寮制なので、
スーツケースに服や日用品を詰めた。


土日は許可を取れば外泊出来るらしいが、
日本に親しい友達はまだ居ないため、次に家に帰ってくるのはいつか分からない。


貴「じゃあねマイホームちゃん」


電車に乗って警察学校の前に行くと
入校記念で写真を撮ってる人が多かった。



クラスか張り出されていたのでそれを見てから寮の部屋に行く。



貴「……ここか…」


角部屋だった。
個人的に角部屋は好きなので嬉しかった。


中は2人で暮らしても広いと感じるくらい広かった。
周りは2人部屋なのにうちだけ何故か一人部屋。



今年は女子が奇数でうちが余ったんだな

と自己完結して、スーツケースを開け始める




予定では10時から入校式が始まる。
今は9:17。
15分前に部屋を出れば間に合うだろうからそれまでに部屋を整える。





洋服を出したり日用品の整理をしてたらあっという間に9:45


部屋を出て入校式の会場である体育館に向かう。




その途中、様々な人とすれ違った。


なんか金髪の人とかすごくガタイのいい人とか。


女の子は本当に少なかった。



仲良くなれそうな人いないな〜と思いながら歩いていると、突然肩をトントンと叩かれた。


貴「んぁ!?」


？「ﾌﾌｯそんなに驚く？ごめんね驚かせて」


振り向くと髪が長めの男の人と、少しクルクルしている髪の男の人がいた。



貴「あっ、いや……」


？「俺の名前は萩原研二!!君は?｣


貴「赤井Aです。よろしくお願いします。ところでそちらの方は……」



萩「あぁ!!こいつは松田陣平!!」


貴「松田さんに萩原さんですね。よろしくお願いします」


松「あぁ」


うーん松田さんはなんか冷たい感じだなぁ
萩原さんは陽気で優しそうなのに


そんな話をしていたら体育館に着いた。


萩「Aちゃんだれの教場？」


貴「…確か鬼塚教官だったはず」



松「俺らと同じじゃねぇか」


萩「えー！まじー！？最高ー！！」

設定→←2

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す