6回目 ページ7
私が逆先くんを好きになった理由
それは、とても単純で
それは、一瞬で
”いつの間にか好きになっていた”
そんな、少女漫画のような言葉が当てはまる
1年前の昼下がり
まだ、私がプロデューサーとして入学する前
仲のいい友人と遊園地に遊びに来ていた
「ごめん、ちょっと御手洗行ってくるね」
『うん、ここで待ってる。気をつけてね』
御手洗に行くと言った友人を見送りベンチで座り待っていると、視界の中に泣いている女の子を見つけた
4歳くらいの子
思わず足を勧めそのこの前に行きしゃがむ
『どうしたの？』
泣いてる女の子にゆっくりと問いかける
「ひっく……ひっく…」
このご時世であるからして、初対面の私に首を振ろうとしない女の子
どうしよう…
困り果ててとりあえずそばに居てあげればいいか、と思いそっと寄り添うことにした
背中をさすり、カバンからハンカチを取り出して涙を拭いてあげる
「ひっく…ひっく…」
近くに親がいるんじゃないかと思って探してみるもそれらしき人物はいない
きっと、はぐれちゃったんだなぁ…
やっぱり、迷子センターに連れていくべきかな。
そう思って女の子に話しかける
『お姉ちゃんと一緒に迷子センター行かない…？』
小さい子に迷子センター一緒に行かない？なんて聞くバカどこにいるんだ、と自分で心に突っ込むがそんなの気にしないで女の子にほほ笑みかける
「…ま…まぁ…と…会える…？ひっく…」
『うん、会えるよ。大丈夫』
やっぱり、お母さんとはぐれてたのか。だったらきっと、お母さんも今探してるだろうな
『じゃ、行こっか』そう言って手を繋いで進もうとすれば「ちょっと！」なんて声がする
『どうしました…？』
声の主に問いかければ「うちの子をどこに連れていこうとしてるの！！！」なんて言われる
まさかのお母さんだった
『いや、あの』
「まさか誘拐？！あなた、一体何を！」
『いや、ですから、』
小さな口論が始まった
どうしよう、友人も御手洗から帰ってきてる頃だろうし
『ですから、』と次こそは言ってやろうと思い声を荒らげようとした時「ちょっト」と言って赤髪の青年が間に来た
青年は私が人助けをしていたとお母さんを説得していて
いつの間にか私は謝られお礼を言われて
いつの間にか「じゃぁネ」と言って青年は歩いていった
そして、1年後に会った逆先くんがその人だって気づきいつの間にか恋をしていたんだと自覚を始めた
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Dell(プロフ) - 碧生さん» コメントありがとうございます！生きる糧と気力になります(照)のろのろ更新ですがよろしくおねがいしやす！！！ (2021年2月24日 20時) (
レス) id: 84f4d254db (このIDを非表示/違反報告)
碧生 - 夏目くん…好き(唐突過ぎる)めっっっちゃお話好きです！更新待ってます！ (2021年2月23日 22時) (レス) id: 7ffc4172b1 (このIDを非表示/違反報告)
Dell(プロフ) - ますかるぽーねさん» コメントありがとうございます！今後の今期と生きる糧になります(照)わかります、僕も告白されたい人生でした…。亀更新ですがこれからもよろしくお願い致します！ (2021年2月15日 21時) (レス) id: 84f4d254db (このIDを非表示/違反報告)
ますかるぽーね - あんずちゃん..........ｳﾗﾔﾏｽｨ!!!!!! わいも夏目くん(推し)に告白されてぇぇ!!!!!!((( 更新頑張ってください！ ﾆﾔﾆﾔしながら待ってます！ (2021年2月11日 21時) (レス) id: 03d8bca1c9 (このIDを非表示/違反報告)
Dell(プロフ) - �礪�さん» コメントありがとうございます！ドキドキしていただけて書いている僕もとても嬉しいです！のろま更新ですがこれからも何卒よろしくお願い致します (2021年2月11日 16時) (レス) id: 84f4d254db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Dell | 作成日時：2020年10月22日 13時
