尊重できないもの 10 ページ11
「えっと………」
こちらに近づいてきた女の子は僕の顔を見て？を浮かべる。その様子から見るに他の4人にはしてないし4人とは知り合いなのだろう。
『はじめまして。藍田 恋です。』
そういえば、「プロデュース科のあんずです」とちゃんとした女子高生の声が聞こえた。
でも、ここって男子だけだよね？女子って入学できたんだっけ…？いや僕は唯一入学できたからまぁ別なんだけど…。それにぷろでゅーすかというものも気になる。前までそんな科は無かったような…
『氷鷹くん、ぷろでゅーすか？ってなに？』
気になり、隣で先程明星くんからお皿に盛られていた大量の星型人参を食べている氷鷹くんに問う
「？ 藍田知らなかったのか ？」
『うん。全然知らない。夏目くんからの熱愛メールにもそんなこと書いてなかったと思うし。』
「熱愛メール？ はまぁ、いいとして。そうだな、簡潔にいえば今年から新設された科だ。そしてそのプロデュース科の生徒として転校生が来たって訳なんだが、ここ夢ノ咲学院には唯一藍田もいる訳だし、まだ右も左も分からない転校生が困ってたら助けて欲しい」
『なるほど。わかった！僕も半年ぶりに来たから助けられることあるかわかんないけどなんかあったらなる別お手伝いするよ。』
快く受け入れれば 良かったと言わんばかりに頬が緩み肩の力を抜く氷鷹くん。
「あ、あの」
紅茶を1口飲めば転校生ことあんずさんが話しかけてくる
『どうしました？』
「えっと、藍田さん…はプロデュース科の方なんですか…？私プロデュース科の人は他に居ないと聞いていたので…」
『あはは、そりゃ半年も学院に顔出してなかったらそうなるわな…僕、藍田恋はアイドルです。アイドル科の2年生。今日やっと登校したんです。よければ仲良くしてくださいあんずさん♪』
そう伝えれば ぱっと表情を明るくさせ「はい！」と元気に答えるあんずさん
かわいい。夏目くんには負けるけどかわいい
「そういえば、アイっちって夏目とどういう関係なの！？」
と氷鷹くんの横から顔を見せキラキラと目を輝かせる明星くん
アイッちって僕のこと？なにそれかわいい
『んー、そうだなー、夏目くんのおねぇちゃんかな！』
そう言えば「え？！アイっちって夏目のお姉さんなの！？でも苗字違うよね？えー？！」とはしゃぐ明星くん
かわいい
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Dell(プロフ) - ★さん» 初めまして、コメントありがとうございます。当作品の主人公は女の子です。ボクっ娘 となります。注意喚起しておりませんでした申し訳ございません！ (2021年1月26日 17時) (
レス) id: 84f4d254db (このIDを非表示/違反報告)
★ - 1つお伺いしたいのですが主人公は女の子ですよね？何故一人称が｢僕｣何ですか、、？ボクっ娘ですか？！ (2021年1月22日 13時) (レス) id: 0324f0d530 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Dell | 作成日時：2020年7月3日 20時
