2* ページ48
〜智side〜
単刀直入に言う。
俺の妻は最高だ。
完全無欠？有智高才？
俺の待ち合わせている語彙で表現出来る範疇を
優に超える貴重すぎる逸材。
それが、櫻井翔子という女だった。
俺が、しょこを生涯のパートナーとして
選んだのはそれこそ理由はありすぎるが…
まず、一つは顔。
磨き抜かれた黒曜石の様に丸く大きく輝く瞳
それを囲う長い睫毛と、ぷっくりと膨らんだ涙袋
グロスを塗った時に更に艶めかしく主張される
赤くつん、と尖った柔らかそうな唇
どれもこれも、俺のどストライク。
俺が、女性に描いた理想のタイプに
見事に当てはまる。
籍を入れて、雅紀を産んでからは
今は多少顔も腹もふっくらしてきた気がするけど
しょこは、その辺の女の何倍もスタイルは良い。
それくらい、あいつは昔から周囲からも
高値の花と呼ばれていて、とにかく
その美貌は目立っていた。
性格は…まぁ、言うまでもない。
それらも、勿論大事な選別理由だが
何よりも、最大の決め手。それは__________
「あら！！大ちゃん、また来てくれたのぉ？
嬉しいっ♡」
俺のプライベートに
「んふふ。久しぶり、美咲さん」
一切、干渉してこないこと
・
結婚してようが、してなかろうが
互いの趣味や、仕事上の交友関係に
一切口出ししない
それは交際し始めた学生の頃から
俺がしょこに強要している絶対条件。
しょこは、文句一つ言わずに
今でも俺との約束を健気に守り続けてくれている
雅紀の世話を、淡々とこなし
育児と家事を上手く両立させながら
家ではバリバリ小説を書いている。
"良妻賢母"
その四字熟語は、しょこの為に
存在しているかのようだった。
そんな、しょこに対して俺は
対価を与えられているんだろうか。
そして1つ。何よりも気掛かりなことがある、
愛息の雅紀に
ずっと、言えないでいる秘密を抱えてる事
知り合いの誰一人として知らない、俺だけの
決して知られてはいけない重要な秘密
__________わりぃな、雅紀。
お前が、毎朝
俺に不安そうな目を向けてるのは
勿論気付いてんだ。
でも、こればっかりは、どうしても言えねんだ
もし、あの事がお前にバレたそん時は
この家は平穏では居られねぇから_____
「大ちゃん！早くいきましょ〜お？」
腕に絡みつく、毒々しい仮面を纏った
薔薇の棘を受け入れながら
「んふふ。今日は誰が楽しませてくれる？」
俺は今日もこの煌びやかな楽園を堪能しよう
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daygiow - すみません、前にリクエストした悪ノ娘は王女が翔さん、召し使いが智さんでお願いしますm(__)m (2018年5月13日 14時) (
レス) id: 132e498f86 (このIDを非表示/違反報告)
daygiow - 星羅*さん» 了解です！楽しみです(^q^) (2018年5月13日 14時) (レス) id: 132e498f86 (このIDを非表示/違反報告)
星羅*(プロフ) - daygiowさん» daygiowさん、お久しぶりです♪今回は初の試みでした！お気に召して頂けて嬉しいです！了解です！次回のお話が終われば以前頂いたリクエスト、悪ノ娘パロディを書かせて頂きますね！いつも有難う御座います( ；∀；) (2018年5月13日 14時) (レス) id: 5f21451705 (このIDを非表示/違反報告)
daygiow - すみません、翔ちゃんが嵐さんになついてです。すみませんm(__)m (2018年5月13日 13時) (レス) id: 132e498f86 (このIDを非表示/違反報告)
daygiow - こんにちは！かわいい舞賀家をありがとうございます(^q^) 私も翔さん受けが大好物で・・・・・！リクエスト失礼します！ 嵐さんのコンサートへ行って嵐さんになついて智にいがショック受ける話お願いしますm(__)m (2018年5月13日 13時) (レス) id: 132e498f86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星羅
| 作成日時：2018年4月4日 15時
