3* ページ20
〜智side〜
…って、言われてた筈なのに。
『……なん…で…？』
ねぇ、神様。
これは一体、どういう事でしょうか。
それは悲劇の事故から
約1週間が経過した日のことだった_______
・
遡ること、1時間前。
未だに、目を覚まさない眠り姫の病室には
昼食を調達しに行った松潤以外の俺を含め
3人のメンバーが集結していた。
雅「翔ちゃん……起きないね…」
毎日毎日、ベッドの上の翔くんの寝顔を見る度に
泣きそうなりながらずっと付き添ってくれていた
相葉ちゃんも。
精神的に、余裕がなくなってきたのか
ここ数日はそんな姿さえも見られなかった。
そんな翔くんの手を握りながら、切なく笑う彼に。
いつも悪態をついてばかりのニノも
流石に毒を吐く事は出来ずに、黙って
その様子を見詰めていた。
和「…俺、潤くんのとこ行ってきます。
1人じゃ大変だろうから」
雅「！俺も…行こっかな…リーダー
翔ちゃん、任せていい？」
智「ん。ごめんな、2人とも」
財布を持って病室を出ていこうとしたニノに
同調する様に、椅子から立ち上がった
相葉ちゃんを見やって俯く。
安心したように、少し微笑んだ彼は
静かにドアを閉めて、ニノの後ろを
パタパタとついていくように出ていった。
シン…と静まり返った、真っ白な部屋。
さっきまで相葉ちゃんが座っていた椅子に腰掛け
ベッドの住人に視線を送ると…
いつも隣で寝てると、否が応でも聞こえてくる
寝息さえも…今は俺の耳に掠りもしない。
大きな瞳を閉ざした穏やかな寝顔。
智「っ、翔くん…」
包帯の巻かれた痛々しい手首を
そっと撫でながら…俺は先生に
言われた事を思い出していた。
・
『けど…1つ、気になる点があるんです。』
『なん…ですか、？』
『事故が発生した時間…櫻井さんが
座っていらした席から考えると…
ここまで、切り傷があるのは妙だと
思いませんか。』
先生の、神妙な顔つきとその言葉に
『え……？』
心臓がドクンと鈍く跳ねた。
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daygiow - すみません、前にリクエストした悪ノ娘は王女が翔さん、召し使いが智さんでお願いしますm(__)m (2018年5月13日 14時) (
レス) id: 132e498f86 (このIDを非表示/違反報告)
daygiow - 星羅*さん» 了解です！楽しみです(^q^) (2018年5月13日 14時) (レス) id: 132e498f86 (このIDを非表示/違反報告)
星羅*(プロフ) - daygiowさん» daygiowさん、お久しぶりです♪今回は初の試みでした！お気に召して頂けて嬉しいです！了解です！次回のお話が終われば以前頂いたリクエスト、悪ノ娘パロディを書かせて頂きますね！いつも有難う御座います( ；∀；) (2018年5月13日 14時) (レス) id: 5f21451705 (このIDを非表示/違反報告)
daygiow - すみません、翔ちゃんが嵐さんになついてです。すみませんm(__)m (2018年5月13日 13時) (レス) id: 132e498f86 (このIDを非表示/違反報告)
daygiow - こんにちは！かわいい舞賀家をありがとうございます(^q^) 私も翔さん受けが大好物で・・・・・！リクエスト失礼します！ 嵐さんのコンサートへ行って嵐さんになついて智にいがショック受ける話お願いしますm(__)m (2018年5月13日 13時) (レス) id: 132e498f86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星羅
| 作成日時：2018年4月4日 15時
