今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:2,413 hit
小｜中｜大
11 ページ11
「みなさん高校生ですか？」
とAさん。
「そうです！全員バレー部で！仲良し！」
日向が言う。仲良しだっけ？
「そうなんですね、今日試作したケーキがあって、よかったらみんな味見してくれない？」
「え？いいの？よっしゃー！！勉強して良かった！」
え、キミ勉強っていう勉強したっけ？
むしろ僕が一番頑張ったんじゃない？
「2種類あって、どっちもイチゴのタルトなんだけどカスタードかチーズか、どっちにする？」
「カスタード」
「「チーズ」」
「僕は…」と言いかけた瞬間
「蛍くんはどっちも食べて。1番の常連さんだからどっちもの感想が知りたいの」
ニコッと笑う貴女に僕はコクコクと小さく頷くことしかできなかった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 6人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：葉月 | 作成日時：2020年2月19日 20時
