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27話 ページ28

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「最近の若者老人は主語が参るよ、ほんと」と煽り返すような態度を取る五条。付き添いの三輪は問題行動だと注意を促す。



『勝手にしてくれて構わないよ。こっちも長話する気は無いからね』



それに対し、泡瀬は三輪へ薄く微笑みながら答えた。五条は組んでた足を直し、泡瀬の肩に回していた腕を足と足の間へ持っていき手を絡ませて組む。



五条「昨晩、未登録の特級呪霊二体に襲われた」


楽巌寺「ほう、それは災難じゃったのう」


五条「勘違いすんなよ、僕にとっては街でアンケート取られたくらいのハプニングさ。その呪霊達は意思疎通がはかれたし、同等級の仲間もまだいるだろう」



五条は昨晩のことを思い出しながら楽巌寺学長へと話しかける。一方泡瀬はつまらなそうに自身の爪で遊んでいた。



五条「敵さんだけじゃない。秤に乙骨、そっちの東堂。生徒のレベルも近年急激に上がっている。」






五条「去年の夏油傑の一件」


『ッ、』




トーンを落として発せられた言葉に泡瀬は若干の反応を見せる。それを五条は感じつつも話を続けた。




五条「そして現れた宿儺の器」


楽巌寺「何が言いたい」


五条「ふふっ、分かんないか?あんたらがしょうもない地位や伝統のために堰き止めていた力の波がもうどうしようもなく大きくなって押し寄せてんだよ。」


『これからの時代は特級なんてものさしじゃ測れないってこと。牙を剥くのが私たちだけじゃないってのを理解しろって言ってんの』


五条「油断してると、痛い目見るよ。おじいちゃん?」



2人の言葉に楽巌寺学長は目を見開かせ、



楽巌寺「少しお喋りが過ぎるのう」



と、ドスの聞いた声を部屋に響かせた。



五条「おお、怖っ。言いたいこと言ったから解散しよーっと」



ヘラヘラとしながら五条は立ち上がり泡瀬に「行くよ」と一声かける。それに泡瀬は応えるように立ち上がり出口へ向かおうとした。



楽巌寺「待て、泡瀬」



楽巌寺学長は何故か泡瀬だけを呼び止める。それに泡瀬は視線だけを楽巌寺学長に向けた。



『何?私とまだおしゃべりしたいの?』


五条「あれれ?僕とは早く話を切り上げたさそうにしてたのに?嫉妬しちゃうなあ〜」


楽巌寺「五条、貴様には用はない。出ていけ」


『…五条、すぐ行くから。外で待ってて』



五条はその言葉に、はいはい、と返事して部屋を出ていった。



『それで?話って?』



泡瀬は椅子へ腰掛けず、立ったまま学長を見下ろした形で話を聞く。

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ひながき(プロフ) - しおりさん» 𝑶𝑴𝑮(゜д゜)、教えていただいてありがとうございます!! (2022年2月7日 1時) (レス) id: 4bea1154e8 (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - 悠仁の漢字間違ってます! (2022年2月6日 23時) (レス) @page23 id: 2479e15f01 (このIDを非表示/違反報告)
ひながき(プロフ) - プスメラウィッチさん» 五条オチです!!今後もお楽しみください!! (2022年2月6日 2時) (レス) id: 4bea1154e8 (このIDを非表示/違反報告)
ひながき(プロフ) - 15さん» ありがとうございます!!ゆっくりですが、しっかり更新していきます!! (2022年2月6日 2時) (レス) id: 4bea1154e8 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - ひながきさん初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張ってください。応援しています(*^^*)楽しみにしています。 (2022年2月5日 21時) (レス) @page25 id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひながき | 作成日時:2022年1月9日 22時

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