25話 ページ26
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夜蛾「あぁ、来ていない」
おかしいな、珍しく時間前に行くんだなって感心してたのに。どうせ道草食ってくるじゃないか?そう言おうとした時だった____
五条「悠仁!」
聞こえないはずの声が、入口から聞こえた。
悠仁はそれにビックリするが可愛くない人形が暴れることは無い。才能マンかな?
虎杖「うぉお!!先生!!」
『もしもし学長、五条いました。高専に』
夜蛾「"高専にだと!?"」
『とりあえず遅れると思うんで、気長に待っといてください』
夜蛾「"おい!待ってろって"」
うん、なんか言ってたけどまあいいか。やっぱりこいつが時間通りに着くなんてことは天地がひっくり返ってもありえないことなんだろう。
『学長がまだかー?って電話よこして来たよ。早く行ってあげな』
五条「その前に悠仁に見学させたいものがあってねー!そこに行ってから学長のとこに行くよ。Aも行く?」
『私はパス、面倒ごとは嫌いだからね』
五条「それは残念、じゃあね〜」
と言って五条は悠仁を連れて"飛んだ"。何があったかまでは知らないが、面倒なことには変わりないだろう。悠仁、ふぁいと。
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『未登録の特級?』
五条「そ!まあ悠仁にいいモノ見せられたからいい機会だったんだけどね」
次の日、何があったかと聞くとどうやら未登録の特級に襲われたらしい。大変だなお前も。
『未登録か、となるとやっぱりいるね。
____内通者』
五条「ああ、だから交流会の時に歌姫に頼もうと思って」
『歌姫先輩が内通者だった場合は?』
五条「無いでしょ、歌姫が内通者とか考えられない」
『それは言えてる』
失礼極まりないが、あの先輩が内通者だとしたら呪霊側はとんでもない人選ミスだと思う。
それはさておき、パイプがいるとなると相当面倒だ。
五条「それともう1つ、あの特級俺が1人なのを確認した時「あいつはいないのか」って言ってた」
『あいつ?』
五条「大方お前のことだろ、お前がこっちに帰ってきてるっていう情報も既に流れてる」
『それは良くない。嫌な予感がするね』
五条「まったくだよ」
『交流会には悠仁を復学させるんでしょ?』
五条「そのつもり」
『大丈夫なの?楽巌寺学長がそんな簡単に引き下がるとは思えないんだけど』
あの人のことだ。諦めるつもりなんてさらさらないだろう。ほんとに、上層部はいつの時代も腐っている。
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ひながき(プロフ) - しおりさん» 𝑶𝑴𝑮(゜д゜)、教えていただいてありがとうございます!! (2022年2月7日 1時) (レス) id: 4bea1154e8 (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - 悠仁の漢字間違ってます! (2022年2月6日 23時) (レス) @page23 id: 2479e15f01 (このIDを非表示/違反報告)
ひながき(プロフ) - プスメラウィッチさん» 五条オチです!!今後もお楽しみください!! (2022年2月6日 2時) (レス) id: 4bea1154e8 (このIDを非表示/違反報告)
ひながき(プロフ) - 15さん» ありがとうございます!!ゆっくりですが、しっかり更新していきます!! (2022年2月6日 2時) (レス) id: 4bea1154e8 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - ひながきさん初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張ってください。応援しています(*^^*)楽しみにしています。 (2022年2月5日 21時) (レス) @page25 id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひながき | 作成日時:2022年1月9日 22時