いい加減にしろ！！４

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その後も私はゲストチームの楽屋に行かなければならない時間までここにいようと思い、みんなと談笑していた。


すると何故か神妙な面持ちでこちらを見ている相葉さんと目が合った。



『え、相葉さん？どうした、の？』

相葉｢それ｣

『え、それ？どれ？』







相葉｢なんで俺だけ"相葉さん"なの！？！｣







『へ？』



どこのヒステリック彼女だよって感じだな。てか、俺だけ相葉さんなのって。



『相葉さんしか相葉さんはいないじゃないですか(?)』

二宮｢確かに、笑｣

大野｢どうした相葉ちゃん｣



おにいとリーダーも思わず笑ってしまうくらい。



相葉｢そうじゃなくて、なんで俺は名字にさん付け呼びなのって言ってんの！！｣



・・・ 。ああ、言われてみれば。



相葉｢翔ちゃんは翔くんで、松潤は潤くんでしょ！？さすがにニノは仕方ないけど、リーダーはリーダー呼びじゃん！？俺だけ名字にさん付け！！｣

二宮｢別にいいじゃん？｣

櫻井｢思ったよりくだらねえ、笑｣

松本｢だってよ、椎名さん｣



いや、だってよって言われても。そんなの考えたこともなかったし、どうすればいいってのさ。



相葉｢昔は雅紀くんって呼んでくれてたのにさ！｣

松本｢え、そうだっけ？｣

『呼んでたような、呼んでなかったような』

相葉｢忘れたの！？｣

二宮｢相葉さん声でかい。うるさい｣



言われてみれば呼んでたような気もする。確かに昔の方が距離感は近かったかな。



『でもそれって私が中学生の時の話でしょ？』

相葉｢そうだけど！最近だとなんか距離感を感じる話し方だし？呼び方だし？｣

櫻井｢逆に昔近かったからじゃない？だから今は大人になったから距離感が生まれたとか｣

二宮｢俺の次に懐いてたしね、相葉さんに｣

大野｢あとニノが相葉さんって呼ぶからとかもあるでしょ｣

松本｢まあ、気にするなってことよ｣

『うん、そうだそうだ』

相葉｢全然納得いかないんだけど？｣




ていうか………




『もしかして雅紀くんって呼んでほしいってこと？』

相葉｢え、うん｣

『あ、ならそう言ってよ。雅紀くん』

相葉｢……やっぱり照れるからやめとく？｣

『どっちだよ』

二宮｢イチャイチャすんなら楽屋以外でやってくださーい｣

櫻井｢そうだそうだー｣





よく分からないまま冷やかされてたら、時間が来てスタッフさんに呼ばれた。


相葉さん、じゃなくて雅紀くんって変なとこあるよね。


昔からだけど。








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