とんでもない要求 ページ26
○●○ 宏光・side ○●○
何でコイツがココにいるんだ?
俺は 隠れて2人を見ていた。
「デート、映画でいいのか?ドライブでもいいぞ」
デート!?ドライブ!?
「え… あ、やっぱり やめとこうかな… 」
何でそんな話になってんだ??
「はぁ!?今 行くって言ったじゃねえか!取り消し無しだ!!」
俺様だな… コイツ…
藤ヶ谷と仲良くなったのか?
マスクをしているからAの表情がわからなかった。
「映画に決定!!何がやってたっけ?お前 何か見たいのある?」
勝手に決める藤ヶ谷。
映画か… Aのことだ… きっと…
今やってる… ヒーロー、正義の味方モノ。
「正義の味方… あ… いや… 何でもないです… 」
くすっ。
「正義の味方〜!?はぁ?なんだそれ… ??」
わかるわけないか…
「え?… わかりませんか?」
わかるか?藤ヶ谷?
俺はにやにやしながら藤ヶ谷を見ていた。
「う〜ん… あ!!わかった!!あれ!ほら!あれだろ?洋画!えっと… タイトルが〜〜!!」
お!当たってるかも…
「ココまで出てるんだけどな〜??」
くすっ。真剣に考えてるところが面白い奴かも。
「ふふっ… 藤ヶ谷さんでもわからないことあるんですね」
あ… Aがくすくす笑ってるかも…
お前… 無理やりキスされたのに… 嫌じゃないんだな…
「じゃあ、宿題にしますね。そのチケット持って来たら… あの… 行きます」
Aらしいかもな。
「OK!わかった!絶対 当たってるから見てろよ!」
やる気満々の藤ヶ谷。
俺は この2人を見てるの嫌じゃないかも。
「当たったら何してくれる?」
は… ?
「え?映画見るだけでしょう?」
うん、違うのか??
藤ヶ谷が怪訝な顔をした。
「そんなの俺になんのメリットもないだろうが」
メリットって… デートできるだけでも十分だろが。
「じゃあ… 何をすればいいんですか?」
にやりと笑った??
なっ!?
「きゃ!!」
藤ヶ谷がAに近づいた。
「キスがいい」
キスぅ〜〜!?
キスだと〜〜!?
「無理です!!嫌です!!」
当たり前だ!!
「はぁ!?何で!?減るもんじゃないし いいだろうが!」
減るわーー!!
コイツ… 調子こいてるな… 許せん…
前言撤回!!
「なぁ〜 いいだろ?ほっぺにちゅ!とか… 」
俺は無言で近づき拳固を振り上げた。
次の瞬間…
ゴン☆!!
「イッテ!!!!」
藤ヶ谷の頭を殴った。
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亀猫(プロフ) - erika2910さん» erika2910さん、こんにちは。メッセージ欄にお返事してます。ご確認ください。コメントありがとうございました(*^▽^*) (2023年4月5日 9時) (レス) id: d73310e050 (このIDを非表示/違反報告)
erika2910(プロフ) - 亀猫さんこんばんは、続き読ませて頂きたいです。パスワード教えて下さいm(_ _)mお願いします。 (2023年4月4日 0時) (レス) @page50 id: 47d6a17890 (このIDを非表示/違反報告)
まさえ(プロフ) - 亀猫さんありがとうございます(๑˃̵ᴗ˂̵) 続きを見るのが楽しみです♡ (2022年8月16日 17時) (レス) id: 8520b1feca (このIDを非表示/違反報告)
亀猫(プロフ) - まさえさん» まさえさん、おはようございます(*^▽^*) メッセージの方へ、パスワードを発行してあります。ご確認ください。ありがとうございました(*'ω'*) (2022年8月16日 5時) (レス) id: d73310e050 (このIDを非表示/違反報告)
まさえ(プロフ) - パート2を見たいのですが、パスワードがかかって見れません! 教えていただきたいです! よろしくお願いします。 (2022年8月16日 0時) (レス) @page50 id: 8520b1feca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:亀猫 | 作成日時:2014年2月11日 17時