デートの約束 ページ25
ちゅ…
え… ？ええーーーー！？
藤ヶ谷さんがスマートに私のマフラーにキスをした。
ドキドキしてパニくるよーー！！今も見つめてるし〜〜！！きゃあーー！！
「俺、お前が好きだよ」
！！！
「返事は 今すぐくれなくていい… でも、俺を見てほしい」
キスしたマフラーが離れていく…
「俺をもっと知って… それからお前を教えてくれ」
知って… ？教える？
藤ヶ谷さんを… 知る…
ガタッ。
ん？何で立つの？帰るの？？
「さて、じゃあ、どこ行く？」
へっ！？
「なにアホ面してんだよ」
アホ面！？
「デート！」
デート！？
無理！無理！無理！！
キングとデートなんか無理ーー！！
「ほら、立て。行くぞ！」
ダメーー！！
「… そんなに俺が嫌いかぁ〜 はぁ… 前途多難」
え？
藤ヶ谷さんはガクッと項垂れてしまった。
またココアをごくり。
「ん？お前もモカなのか？」
え？
「コレ、モカだろ？」
私のカップを覗きこんでいた。
「… はい」
なぜか頼んでしまった…
藤ヶ谷さんの好きなココアを。
「そっか、お前も好きなんだな」
好き…
「… はい」
藤ヶ谷さんがにっこり笑った。
本気でドキドキが止まらなくなってきた。
ココアの『好き』と私を『好き』の顔が同じ。
「本当にやだ？」
え？
「デート」
あ…
「今日は… 宏君が迎えに来ることになってて… ごめんなさい」
ぺこりと頭を下げた。
本当はね… 嫌じゃない… 行ってみたい…
でも、こんな私じゃきっとがっかりすると思う。
だって… ブスなんだもん… 私。
「そっか… じゃあさ、今度の休みは？」
お休み？
「土曜日休みだろ？映画とか行かない？」
映画…
行きたい…
「ダメか？」
首を振った。
「え！？いいの！？」
こくん と 頷いた。
「あ！でも！」
？？
藤ヶ谷さん？？
「宏君の許可が必要だな」
え？
「だってそうだろ？シスコン兄貴だから」
シスコンって…
そうだけど…
「おし！じゃあ、許可取ったら決定な！」
決定って…
「早く来ないかな〜 シスコン兄貴〜♪」
え？え？
ちょっと待って…
「あの… 今、許可取るつもりですか？」
ソファーにどっかり座り足を組んだキング。
「ん？当たり前。だってお前 絶対に言えないだろ？」
え…
うん… 言えないかも…
「俺のこと隠されたくない。隠してほしくない。正々堂々としたい」
キングが… 笑う。
私は、本当に この人から目が離せなくなってきた。
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亀猫(プロフ) - erika2910さん» erika2910さん、こんにちは。メッセージ欄にお返事してます。ご確認ください。コメントありがとうございました(*^▽^*) (2023年4月5日 9時) (
レス) id: d73310e050 (このIDを非表示/違反報告)
erika2910(プロフ) - 亀猫さんこんばんは、続き読ませて頂きたいです。パスワード教えて下さいm(_ _)mお願いします。 (2023年4月4日 0時) (レス) @page50 id: 47d6a17890 (このIDを非表示/違反報告)
まさえ(プロフ) - 亀猫さんありがとうございます(๑˃̵ᴗ˂̵) 続きを見るのが楽しみです♡ (2022年8月16日 17時) (レス) id: 8520b1feca (このIDを非表示/違反報告)
亀猫(プロフ) - まさえさん» まさえさん、おはようございます(*^▽^*) メッセージの方へ、パスワードを発行してあります。ご確認ください。ありがとうございました(*'ω'*) (2022年8月16日 5時) (レス) id: d73310e050 (このIDを非表示/違反報告)
まさえ(プロフ) - パート2を見たいのですが、パスワードがかかって見れません！ 教えていただきたいです！ よろしくお願いします。 (2022年8月16日 0時) (レス) @page50 id: 8520b1feca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：亀猫
| 作成日時：2014年2月11日 17時
