ケガの心配 ページ13
はぁ… 何とか藤ヶ谷さんとは会わずに出社することができた。
ガタッ。
席に座りパソコンを立ち上げた。
「さて、次は… 皆さんのお茶の準備」
給湯室に向かった。
「今日も寒い〜〜！！」
まだ暖房が効いてないため庶務課は寒かった。
あったかい給湯器のお湯で手を温めた。
「お！北山ちゃん、おはよう」
あ！
「はい！おはようございます」
玉森さんが元気に挨拶してくれた。
玉森さんは１コ上の先輩でよく私の面倒を見てくれていた。
頼れる尊敬している先輩。
「手伝おうか？」
首を振った。
「いいから！いいから！」
玉森さんがバリスタの機械に水を入れてくれた。
宏君みたいに安心するなぁ〜…
「あのさ、ガヤのことだけどさ」
！！
ガチャン！！
「あ、ごめん。気にしてた？よね… ごめん」
昨日のことを思い出してしまった。
唇に残る藤ヶ谷さんの感触。
「ガヤさ… 」
「あの！玉森さん！お願いがあります」
玉森さんの方を向いた。
「ん？なに？お願いって？」
メガネを…
「メガネ〜！！」
え？
メガネ？？
「ん？」
あの声は…
「あれ？藤ヶ谷さん、おはようございます」
キング！？！？
な、なんでぇーー！？
「ああ、おは！なぁ、メガネじゃない、北山知らない？」
ひぇ〜〜！！！私を探してるーー！！
「ありゃりゃ… ガヤ マジだ」
マジ！？
うそ！？何でーー！？
好かれることなんかしてないのにー！！
「や… やだ… 」
恥ずかしい！！
「え？やだ？」
玉森さんの後ろに隠れた。
「ガヤ無理？」
うんうん 頷いた。
ぽんぽん。
「わかった」
え？
「ガヤ〜♪」
玉森さんは私の頭を撫でると給湯室から出て行った。
「おお！玉！はよ！なぁ、メガネは？」
お願い！！
言わないで！！
「ああ、北山ちゃんなら まだだよ」
あ…
「えーー！？まだかよーー！なんだよーー！！」
玉森さん… ありがと…
給湯室から２人を眺めた。
どうしたのかな？
玉森さんが藤ヶ谷さんの顔を覗いていた。
「ぶっ！あははは！！待ってろ、救急箱取ってくるよ」
救急箱？
玉森さんがこちらに向かって歩いてきた。
「ガヤ ケガしたって」
え！？
「け、ケガ！？酷いんですか！？大丈夫ですか！？」
座ってる藤ヶ谷さんを見た。
「… 心配？」
え？
そりゃ… ケガは心配…
「手当する？」
へっ！？
「呼んでくるから」
えーーー！？
玉森さんは藤ヶ谷さんを呼びに行ってしまった。
どうしよーー！！
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亀猫(プロフ) - erika2910さん» erika2910さん、こんにちは。メッセージ欄にお返事してます。ご確認ください。コメントありがとうございました(*^▽^*) (2023年4月5日 9時) (
レス) id: d73310e050 (このIDを非表示/違反報告)
erika2910(プロフ) - 亀猫さんこんばんは、続き読ませて頂きたいです。パスワード教えて下さいm(_ _)mお願いします。 (2023年4月4日 0時) (レス) @page50 id: 47d6a17890 (このIDを非表示/違反報告)
まさえ(プロフ) - 亀猫さんありがとうございます(๑˃̵ᴗ˂̵) 続きを見るのが楽しみです♡ (2022年8月16日 17時) (レス) id: 8520b1feca (このIDを非表示/違反報告)
亀猫(プロフ) - まさえさん» まさえさん、おはようございます(*^▽^*) メッセージの方へ、パスワードを発行してあります。ご確認ください。ありがとうございました(*'ω'*) (2022年8月16日 5時) (レス) id: d73310e050 (このIDを非表示/違反報告)
まさえ(プロフ) - パート2を見たいのですが、パスワードがかかって見れません！ 教えていただきたいです！ よろしくお願いします。 (2022年8月16日 0時) (レス) @page50 id: 8520b1feca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：亀猫
| 作成日時：2014年2月11日 17時
