42話 ページ42
マリアside
私たちは秘密の部屋から出たあと、医務室に行った
｢私はそんなに怪我してないですよ…｣
ポ｢何を言ってるんです！十分擦り傷があります。治療しないと跡になりますよ！｣
｢はい…｣
マダムポンフリーの剣幕に押されて渋々治療を受ける
医務室のドアがバン！と開けられて、ドアを見た
セ｢マリアっ！｣
｢ち、父上…｣
父上の顔は怒っているのか安心したのか分からないような顔だった
セ｢よかった…｣
父上は私を優しく優しく抱きしめてくれた
｢父上、みんなが見てますからっ…！｣
そう、周りにはマダムポンフリーやハリー、ロンが居た
2人は見てはいけないものでも見たかのように目を逸らした
セ｢…忘れろ｣
父上はハリー達にそう言って離れた
もう少しだけして欲しかったけど父上が恥ずかしそうにしてるからみんなが見ていない時にしてもらおう
｢父上、あの、聞いてもいいですか｣
セ｢なんだ｣
｢耳貸してください｣
そう言うと父上は膝を着いて顔の高さを合わせてくれた
｢…私はアグレッシブの生き残りなんですか？｣
父上の肩が少し揺れた
セ｢何故それを…｣
｢ヴォルデモートの記憶に教えられました｣
セ｢……そうか｣
そう言って父上は少し急ぎ気味に歩いて行った
｢ぁっ…｣
もう少し一緒に居たかったのに…
ロ｢あー……スネイプって、君の前ではあんな感じなんだ、ね…｣
ハ｢ロンっ…｣
何言ってんだよって顔でロンを止めるハリーが面白い
｢ふふ。私だけの父上だから秘密ね｣
ロ｢う、ん…｣
暫くすると、父上がダンブルドアを連れて帰ってきた
ダ｢ポピー、マリアを連れて行っても？｣
ポ｢えぇ、今終わったところですからね。大丈夫ですよ｣
ダ｢マリア、着いてきなさい｣
私はダンブルドアの後をついて行く
校長室に入りダンブルドアと父上に囲まれる
｢え？｣
ダ｢ついに知ってしもうたようじゃの…君の両親について…｣
｢…はい｣
ダ｢君が傷つくと思って話せないでいたんじゃ…許して欲しい…｣
そう言ってダンブルドアは頭を下げてきた
｢えっ！？いや、大丈夫ですからっ！頭を上げてくださいっ！｣
ダ｢君の両親を助けたかったのじゃが、遅かった…｣
｢でも、ここまで生きてこれたのもダンブルドア先生のおかげでもありますから｣
ダンブルドアは君は優しい子じゃなと言って撫でてくれた
父上とは違う優しさだった
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waka - 最近読み始めたんですがすぐに読み終わってしまいましたwスネイプ先生がとてもいい！更新待ってます！ (2月3日 1時) (
レス) @page46 id: 67c331add0 (このIDを非表示/違反報告)
理緒(プロフ) - ジョージ落ちでもいいです！ (2022年1月28日 7時) (レス) @page11 id: 946438c0c3 (このIDを非表示/違反報告)
みたらし団子(プロフ) - 落ちスネイプ先生がいいです！！ (2021年11月29日 17時) (レス) @page21 id: d136cc8a52 (このIDを非表示/違反報告)
ココアミルク(プロフ) - 本ぶくろさん» あー！！感想ありがとうございます！！頑張って更新したいと思っていますが、私自身気まぐれな性格な為、更新は遅いかと思われます…！！ (2021年9月26日 22時) (レス) id: 1e6d473e5f (このIDを非表示/違反報告)
本ぶくろ - とても面白いです！これからも応援してます！！ (2021年9月26日 13時) (レス) @page21 id: 2fa49ef93c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ココアミルク | 作成日時：2021年9月12日 22時
