え？私たち両片思いなの！？好き！！！！！！！←

女子組の電話 ページ6

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙ

カナヲちゃん目線

Aから電話が来た、今は夜の8時

カ「もしもし？A？」

『うぅ…カナヲちゃん』

Aが私を……いや、女子をちゃん付けで呼ぶのは辛いことがあった時だけだ

カ「A、落ち着いて、今どこにいるの？」

『い…家。』

カ「わかった、今から行くよ、いいね？」

『う…ん今日お母さん達いないから大丈夫』

カ「うん、すぐ行く」

私も今日は姉さん達がいない

だから大丈夫、ラインはしたけど


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

カ「A？入るよ」

『うぅっ…ﾋｯｸﾞ』

カ「どうしたの？A」

Aはベットの上で泣いてた、目が真っ赤だ、痛々しい

『たん…じろが…ﾋｯｸ…こ…れ…ﾋｯｸ』

Aはスマホを差し出してきた

『6時ごろからのやつ…みて…ﾋｯｸ』

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
LINEのトーク画面




炭治郎「A！聞いてくれ！

『炭治郎？どうしたの？』

炭治郎「また告白されてしまった…」

『あらら…今回はどんな子？モテ男憎っ』

炭治郎「ふわふわいた感じのとても可愛い子なんだ
　 背も小さくて髪が長くて優しい子、声がとっても綺麗なんだ」

『…なんか今回の子やけに詳しくない？(笑)』

炭治郎「ああ！俺の好きなタイプに少し近くてな！」

『へえ…そういえば炭治郎の好きな子って？』

炭治郎「可愛くて優しい子かな、美人系より可愛い系の方が好きだよ！」

『そうなんだ』

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ありゃりゃ…と思った

Aは美人系だ、10人に可愛いか美人か聞いたら10人全員美人というだろう

でも少し違和感がある

炭治郎は見た目で判断するやつじゃない

…と思いたい

でも


私の目の前にいるこの少女は世界一可愛い

好きな人を思うと泣いちゃうなんて本当に可愛い

だから親友の私がかける言葉は…

カ「A」ｷﾞｭｰｯ

『カナヲ………』

カ「炭治郎とか男子がなんて思ってるかは知らない、けど」

カ「Aは私にとって世界一可愛いよ」

カ「A、諦めたりしちゃダメ、可愛いは作れるんだから」

カ「私はずっとAの味方だよ」

私はあなたが大好きだよ、A

男子組の電話→←帰り道

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す