【文スト】モブでいい。モブがいい。2

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「店長！大丈夫でしたよ！十時に五名の社員さん達が来てくれます！」


「五名？！三人って言ったじゃないかー！」


「それが私達が思っているよりも繁盛するって名探偵様が仰っていたので！」


「なら仕方ないね！ほら、Aちゃんも手伝って！早くしないと開店時間になっちゃうよ！」


「わかりました！」


探偵社から帰ってきてすぐ仕事です！


んんん忙しい！前の世界のバイトよりも忙しいですね！当たり前か！


ゴールデンウィークですからね、いろんな商品を値下げとかするんですよ


なので値札に○％offとかいうのをつけなくてはならないのです


思ったより大変ですねこれ！甘く見てましたよクソう！


そうこうしてる内にあっという間に1時間が過ぎ、もうすぐで十時、開店時間になろうとしてました


「Aちゃん！来たよ！」

「わおイケメン」

あ、太宰さん達来ましたね

店長(イケメン)が思わずイケメンと言ってしまうほどのイケメン。さすがです。


「早速ですみませんが、こちらで勝手に服を用意しときました！あちらの試着室で着替えてきてもらってもいいですか！」


そういって一人一人に服を渡していった


サイズ合ってるでしょうか...


「まあ！可愛いお洋服ですわ！」

「本当だねェ。アンタが選んだのかい？」

「はい！センスなくてすみません！」

「いや、センスあるよアンタ」


お褒めの言葉光栄です！私センスあるんだって皆！わーい！


....ダメだ。なんか今日テンションがおかしいですね。


「着替えたよ！」

「こんな良い服、ボクなんかが着ちゃっていいんでしょうか...」

「ふむ、着心地が良いな」


上から太宰さん、谷崎さん、国木田さんです！顔面偏差値たかすぎませんか？！


「あ、金髪さん。できれば眼鏡をとって頂きたいのですが...よろしいですか？」


うふふ、私はまだ皆さんと自己紹介していない事を覚えていますからね！


うっかり名前で呼んだりはしませんよ！


でもできれば早く自己紹介して名前で呼びたいですね。

いつ口を滑らしてしまうかわかりませんから


「そういえば自己紹介まだしていませンでしたね。ボクは谷崎潤一郎といいます。そンでこっちが...」

「妹のナオミですわ」


谷崎さんナイス！


おっとナオミちゃんいつの間に


服めっちゃ似合ってる...


制服以外のナオミちゃんって新鮮ですね


カァイイね

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