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「えっではるいさんまだ男性と一度もお付き合いされてないんですか?意外ですわ!」

「いや〜なかなか運命の相手っていうのは現れないもんで」

「うちの社員の中にタイプの奴はいないのかい?」

「うーん...皆かっこいいんですけどタイプって言われるとなぁ」


「...敦は?」


「かわいい。弟にしたい」


以上の会話、私一言も喋っておりません


与謝野ゲフン晶子さんがいれてくれたお茶を飲みながら皆さんの話をただ聞いてるだけです

...あの、これ私いりませんよね?今すぐ帰りたいんですけどいいですか?場違い感半端ないんですが??

ていうかお茶美味しい...私がいれるお茶とは全然違う...

「Aさんはいませんの?そういう男性」

「うぇっ?!私ですか...?いないですね全然」

びっくりしたぁ...急にきましたよ変な声出ちゃいました..

「今まで一度もですか?」

「いや...まあ高校生の時にはいましたけど...」

「本当ですか?!詳しく聞きたいです!」

うっやめてそんなキラキラした目で見ないで!

そんな大した話じゃないんで!いやまじで!

しかもそれっきり彼氏できたことないんで!

「昔の事なのであまり覚えてなくて..すみません」

「そうですか...残念ですわ...思い出したら聞かせてくださいね!」

「え、あ、はい」

聞いても全然面白くない話ですけどね〜...

「太宰から聞いたよ、厄介な少年に攻められたンだって?」

「...やんでれとか言ってたやつ?」

「そうそれさ」

ヤンデレうまく言えてない鏡花ちゃん可愛い。純粋っていいね

「あれはあちら側の勘違い?だったみたいで...
結局なにもありませんでしたよ」

「えっ?勘違いじゃなくブッッッ!!」

先輩がなにか言おうとしたところを全力で止める

口に手をバンッて。ちょっと勢いつきすぎちゃいましたけど

「太宰さん来てくれたおかげで誤解も解けたので感謝してます」

「たまには太宰も役に立つんだねェ」

「あはは...」

ごめんなさい嘘ついちゃって...あの件はあんま思い出したくないんですよ...

あの美少年の顔めちゃくちゃ怖かったんで...

目に光がない感じがもう...やば鳥肌たってきた..

よし話題変えよ

「皆さんはないんですか?そういう話」

「妾は特にないねェ」

「...私もな、い...」

「私はありますわ!聞いてください昨日兄様がですね...」

与謝野さんは本当になさそうですね

鏡花ちゃんは...およよ?怪しいぞ?敦くんかな?

ナオミちゃんはまあ....安定ですね

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かき氷 - ウチも転生?トリップ?したらモブライフ送ろう!と思った瞬間でした…最後まで楽しかったです! (2022年11月4日 17時) (レス) @page31 id: 3cc8562ddc (このIDを非表示/違反報告)
いろはす(プロフ) - いつも楽しませてくださり、ありがとうございます。完結おめでとうございます! (2020年3月19日 3時) (レス) id: a05da2f370 (このIDを非表示/違反報告)
琴葉 - すごい面白いです!続き待ってます! (2019年9月23日 12時) (レス) id: e8c3512e8d (このIDを非表示/違反報告)
りょぬ - 凄い…ガチもんのモブインだ…! (2019年9月13日 21時) (レス) id: 0115d5b662 (このIDを非表示/違反報告)
あんみつ(プロフ) - ものすごく面白くて、嗚呼!夢主になりたかったです。頑張って更新してください! (2019年7月22日 20時) (レス) id: 76102abd67 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:威織 | 作成日時:2019年1月4日 23時

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