【文スト】モブでいい。モブがいい。2

番外編4 ページ15

｢あっ、もうこんな時間じゃーん｣


実ちゃんが腕時計を見ながら呟いた


｢もう食べ終わりましたし、店出ましょうか｣


｢そだねートロピカルランドで遊ぶ時間減っちゃうし｣


よしっここから出れる！.....ってんん？


トロピカルランド....？初耳ですよ？


事件起きなければいいですけど...


｢えっちょっと待ってお姉さん達！さっきの話もう少し詳しく聞かせて！｣

げっコナン君...！余計なことを...！

｢ごめんねーコナン君。私たちあんま時間ないからその話はいつかねー｣

実ちゃんナイッスゥゥゥ！！

ん？なんかコナン君と安室さんがアイコンタクトとってるぞ??嫌な予感...

｢お会計お願いしまーす｣

｢ちょっとお待ちく｢実ちゃんここは私が奢ります！！！！！｣

私ナイスゥゥゥ！！安室さんの言葉遮ってやったぜ！声震えちゃいましたけど！

｢いいのー？じゃあお言葉に甘えて♪Aちゃんありがとー！｣

｢じゃあお会計、お願いします｣

｢...はい｣



ーーーーーーーーーー


ふぅー！なんとか壁を乗り越えましたよ！

あ、今トロピカルランドなうです！

ディ○ニーランドとはまた違う楽しさ！こんなハッピーな場所でで事件をおこそうとする人の気持ちが心底理解できません！

実ちゃんは一直線にお化け屋敷のほうに走っていきましたよ

意外と足速かったんでついていくのが大変でした...

お化け屋敷めちゃくちゃ怖かったです

実ちゃんは終始にこにこしながら私の隣を歩いていたのである意味怖かったです

やべぇ実ちゃん全然普通の人じゃない...

めっちゃキャラ濃い...

そんな感じで東京(東都)旅行が幕を閉じました

コナン君か安室さんに盗聴器付けられるかな、と思ったんですけどそんな事はありませんでした

彼らにも一般的な常識は備わっていたんですね良かった(失礼)

あっ....でも実ちゃんはどうなんでしょう

..........チェックするの忘れてました



ーポアロにてー

｢何かそれらしい事を言ってないか？｣

｢柴田さん?だっけ。その人の悲鳴しか聞こえない...いや待てよ？柴田さんと田中さん以外の声__悲鳴も聞こえるよ｣

｢まさか....｣

｢いや、多分これお化け屋敷だと思う。なんかドロドロした音楽流れてるし。あの人達トロピカルランド行くって言ってたし｣

｢....｣

｢....｣


以上が盗聴器を田中実に仕掛けていた非常識人たちの会話である

その盗聴器は柴田が田中に抱き着きすぎて落ち、お化け屋敷の中に置き去りである


盗聴器｢解せぬ｣

54→←番外編3

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す