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「いや、すいません、あの…っ」
庶民の好奇心で覗こうとしてただけなんて言えない。
断って逃げようと振り返った時、声をかけてきた人を見て思わず足が止まった。
さっきまで失恋して落ち込んでたのに、なんて貪欲なんだろう。
「中入られますか?良ければ、見学だけでも」
「は…はいっ」
目の前に現れたイケメンさんに見惚れてしまって、条件反射みたいに後ろをついて行ってしまった。
スポーツジムで良かった。
ここがホストクラブだったとしても、今の私はのほほんとついて行ってしまいそう。
お兄さんはにっこり微笑んで、ドアを開けて中へ促してくれた。
「初めまして、店舗責任者の中間と申します。
これコースと料金案内のパンフレットなので、興味持たれたら検討してみてください」
「ありがとうございます…」
特に料金の説明とかもされなくて、中でトレーニングをしてる人達を部屋の外から自由に眺める。
セレブ相手の高級ジムかと思ったけど、客層は色々で未成年の学生さんぽい子から主婦、男性もいるし年配の方もいた。
「あの…ジムって、専属トレーナーが付いて回るんじゃ…?」
「そういうコースももちろんありますよ。
あー……あそこ。窓際でランニングしてる方いますでしょう?
あの方はトレーナーをつけるコースの方です。
横にいるのがスタッフです」
「そうなんですね…トレーナー付けないと自己流ですか?」
「はい。はじめに器具のガイダンスをしますので、その際はスタッフが1つずつご案内します。
ご自分のペースで好きなようにトレーニングして頂くのが基本システムですよ」
そうなんだ。
てっきり食事や体重管理みたいな事もしなきゃいけないのかと思ってた。
「もちろんスタッフは常に数人配備してますので、分からないことや、トレーニングの仕方にアドバイスが欲しければいつでも相談できます」
中間さんにダメ押しみたいな笑顔を向けられて、すっかり入会する気満々になりながらジムを出た。
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あお(プロフ) - はじめまして!この作品を見させていただいております^ ^なんかついつい続きが気になってどんどん読んでいってしまいました!あと、移行する前にメッセージがあったのがなんか嬉しかったです^^いまから次の話を見てきます!楽しみです(^ ^) (2019年4月25日 0時) (レス) id: 735c60907d (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - ミルキァさん» コメントとご指摘ありがとうございます!直しました(^-^;また続きもよろしくお願いします(^-^) (2019年2月13日 16時) (レス) id: df93a5c5c4 (このIDを非表示/違反報告)
ミルキァ(プロフ) - コメント失礼致します!いつも楽しませて頂いています(*^^*)48の投稿の転勤が天気になってると思います。違ったらごめんなさい(;_;) (2019年2月13日 1時) (レス) id: d4ceab3b1f (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - ゆっぽんさん» コメントありがとうございます。頂いた日からなかなか更新が出来ず申し訳ないです_(。。)_落ち着いたらまた描き始めますので、その時はぜひ読んでやってください♪ (2019年2月10日 22時) (レス) id: df93a5c5c4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっぽん(プロフ) - 初めまして!この小説とっても大好きで唯一毎日チェックさせて頂いてます。毎日更新していただいてありがとうございます!これからも楽しみにしてます( ^ω^ ) (2019年2月9日 1時) (レス) id: ae7f2f8e0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さくら | 作成日時:2019年1月16日 20時